スケアリー・モンスターズ54 ページ7
◇
ハロウィーンパーティー当日。
オンボロ寮で休んでいたAたちの元にヴィルとケイト、ジェイドが訪れていた。
笑顔の戻ったAを見て3人は安堵し、ハロウィーンパーティーが開けることを伝えるとAたちはゴーストたちと喜びの声をあげた。
「「「よかったよぉ〜」」」
「にゃっはー、パーティーだ！ うめぇ飯が食えるんだゾ！ ユウ！ オンボロ寮の皿をありったけ持ってこい！ 飯を持ち帰れるだけ持ち帰るんだゾ！」
「よし、ビニール袋とタッパーも持っていこう！」
いそいそとキッチンへと消えていくユウとグリム。
帰ってきた彼らの手には沢山の保存袋とタッパーが抱えられている。
そのあまりの量の多さにAは思わず吹き出して笑う。
『あははっ、2人とも張り切ってるね』
「そんなに楽しみにしてもらえて嬉しいよ」
「……でもパーティーの前に、アンタたちには一働きしてもらうわよ」
「はあ〜〜〜〜！？ まだなんかあんのか？」
「働かざる者食うべからず、と言いますからね」
「パーティー会場の椅子並べか？ 皿運び？ それとも食器磨き？ あっ、料理の味見なら喜んでするんだゾ！」
「「「ふふふ……」」」
「ん？ なんだオマエら。そのにやけ顔は」
怪しく笑う3人にグリムは大きな目をパチクリさせ首を傾げる。
「アンタたちに頼みたいのはもっとスペシャルな仕事」
「「『スペシャル？？』」」
「Aちゃんはこの箒を持ってね！」
『箒ですか？』
「ふふふ、詳しくは向こうでご説明しますね」
Aはケイトから可愛くデコレーションされた箒を受け取る。
スペシャルな仕事、と言われたが何をするのか教えてもらえないAたちは首を傾げていた。
スケアリー・モンスターズ55→←スケアリー・モンスターズ53 +新作のお知らせ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1424人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ツイステ」関連の作品
妹だと思ってた筈なのに……【ツイステ/トレイ・クローバー】
【ツイステ】蛸ト鮫ト鱓 二匹目【BL】
【ツイステ】悪役女優が異世界行ったらファンとぶりっ子(笑)に会う。
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛音 - 勘鋭くないから課題曲が何の曲か分からん(´・ω・｀) (2022年7月24日 16時) (
レス) @page43 id: 7001d6b560 (このIDを非表示/違反報告)
翡巫女(プロフ) - なるほど… 返事をくださってありがとうございます。これからも楽しく読ませていただきますね! (2022年4月1日 19時) (レス) id: 85bbdde210 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡巫女さん» ご指摘の通りゲームでの監督生はカメラで写真を撮るよう言われていますね。ですがこちらの小説の監督生ユウがカメラを使うことはイベントくらいで小説本編ではほぼ使用していません。ですのでインテリア化している、と書いております。 (2022年3月30日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡巫女さん、コメントありがとうございます。ツイステにハマられたということで、ツイステ仲間ができて嬉しいです。 (2022年3月30日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
翡巫女(プロフ) - 最近ツイステにはまり一気読みをしているのですが、294話でカメラがインテリア化しているとありますが、学園長から写真を撮れって言われている設定なのでおそらく使っていると思うのですが… まだ素人なので違ったらすいません。続きも楽しく読ませていただきます！ (2022年3月23日 22時) (レス) @page31 id: 85bbdde210 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ここ
| 作成日時：2020年12月16日 9時
