スケアリー・モンスターズ5 ページ7
◇
◇
「食堂のゴーストが楽しめるように、有名シェフのケータリング料理をオーダーするそうだ」
「毎年食べきれないほどのご馳走が出るんだってよ。昔兄貴に見せてもらったハロウィーンパーティーの写真、料理が超うまそうだったんだよなあ。なんでも、ウチの学園じゃプロム並に盛り上がる豪華なイベントらしいぜ」
「ふなあ……豪華なパーティー！ ハロウィーンが待ちきれないんだゾ〜！」
「お前たち、これから約1ヶ月間、仮装や飾り付けの準備で大変だとは思うが……全員で、最高のハロウィーンにするように！」
「「「『はいっ！』」」」
最高のハロウィーンにするため、皆の気持ちは1つになった。
ユウもこちらの世界での初めてのハロウィーンに心踊らせているが、気掛かりなことが1つ。
Aのことだ。
◇◆◇◆
それから数日、どの生徒もハロウィーンの準備で忙しい日々を過ごしていた。
そんな誰もが忙しく浮き足立っている中、教室には授業が終わっても椅子から立とうとせず深く長いため息を吐くユウの姿があった。
「ユウそのため息どうしたんだよ」
「ああ……エースか。なんでもないよ」
「いやいや、なんでもないって顔じゃないっしょ。話聞いてやるから話してみろよ」
「……Aちゃんの様子があれからおかしいんだ」
「A？」
「そう。ずっとじゃないんだよ？ Aちゃんが忙しいのはわかるんだけど、一緒に帰ってくれなくなったし寮でも夕食を食べたらすぐに部屋に戻っちゃうし……学校にいる時は普通なんだけど……」
「……それならオレが聞いてきてやるよ。幼なじみのオレになら話してくれるかもしんないし」
「よろしくエース！！」
エースは教室の外に出ようとしているAを見つけ追いかけて腕を引く。
『わっ、びっくりした……エースどうしたの？』
「A話あるからちょっとこっち来てよ」
『ここじゃダメなの？』
「ダメだから言ってんじゃん。ほら、こっち」
エースは掴んでいる腕をそのまま引っ張りその場から移動する。
腕を引っ張られているAはエースについて行くしかなかった。
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ここ(プロフ) - いちごさん» わあ、いちごさんに好きと言ってもらえて嬉しいです〜^_^ (2020年12月12日 8時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 超すこだわ (2020年12月11日 21時) (レス) id: eba29568ac (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆさんありがとうございます！ 順位ってジャンルごとの順位だと勘違いしていたので、調べてみたら全作品からの順位でびっくりしちゃいました。これからも頑張ります！ (2020年11月29日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - えっえっえっえっえっ一位おめでとうございます！！ (2020年11月29日 17時) (レス) id: 861ee0d781 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - Airis*.さん» Airisさんコメントありがとうございます！本編以外も読んでくださって光栄です！エースくん好き仲間が増えて嬉しいです〜^_^応援してくださりありがとうございます！ (2020年11月28日 7時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年11月25日 7時
