スケアリー・モンスターズ39 ページ41
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ハロウィーンウィーク3日目。
連日増え続けるお客さんに喜ばしい反面、困ったことが起きていた。
「やいやい、おめーら！ ここはオレ様たちが住んでるんだから入るんじゃねえ！」
『すみません、この建物は住居なので立ち入りはご遠慮ください』
「え〜？ こんなボロボロなとこに住んでるヤツなんているわけないじゃ〜ん！」
「住んでるのが僕らなんだけどなぁ……。とにかくこの中には入れません！」
「そんなことよりお姉さん可愛いね！ 俺たちとお茶しない？」
『きゃっ！』
「Aちゃん！」
ハロウィーンウィークに遊びに来ていたお客さんの中に、困った人たちが目立つようになってきていた。
朝からこの調子でオンボロ寮の中に入ろうとする人たちをやんわり注意して諦めてもらっているのだが、このお客さんたちは諦めなかった。
1人の男性がAの手を引き寄せて腰に手を回して抱き寄せる。
男性の胸に手を置いて距離をとろうとするがびくともしない。
「Aちゃんっていうの？ 可愛いね〜！ 確かお茶できるとこあったよな」
「モストロ・ラウンジだったっけ、そこ行こうぜ」
『あの、困りますっ。 私には……か、彼氏がいるんです』
「え！？」
Aの彼氏がいます宣言にまさかのユウが反応した。
Aはエースがそばにいない時に絡まれた時の対処法として「私にはカッコいいラブラブな彼氏がいるんです」と言うように言われていた。
さすがにエースが言ったとおりには言えなかったがこれで諦めてくれる、そう思っていた。
「俺らそんなの気にしないから大丈夫だって！」
「そーそー。行こうぜ」
『やっ、離してくださいっ』
「ぐぬぬ、こうなったらオレ様の炎をお見舞いしてやるんだゾ！」
「お客さんにそんなことしたらダメだって！ あああ、でも早くなんとかしないとAちゃんが連れて行かれちゃうっ」
『やだっ、はなして！』
ピシャーン！！！！
「「「「『え！？』」」」」
突然男たちの目の前に落ちた雷。
雷に驚いた男の腕の力が弱まった隙にAは男から逃げてユウのそばに走る。
「な、ななんなんだ！？」
「身の程を知らぬ愚か者、その身を黒焦げにされたくなければ早急に立ち去れ」
「ひっ、ま、マレウス・ドラコニア！？」
「やべっ、逃げるぞ！！」
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ここ(プロフ) - いちごさん» わあ、いちごさんに好きと言ってもらえて嬉しいです〜^_^ (2020年12月12日 8時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 超すこだわ (2020年12月11日 21時) (レス) id: eba29568ac (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆさんありがとうございます！ 順位ってジャンルごとの順位だと勘違いしていたので、調べてみたら全作品からの順位でびっくりしちゃいました。これからも頑張ります！ (2020年11月29日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - えっえっえっえっえっ一位おめでとうございます！！ (2020年11月29日 17時) (レス) id: 861ee0d781 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - Airis*.さん» Airisさんコメントありがとうございます！本編以外も読んでくださって光栄です！エースくん好き仲間が増えて嬉しいです〜^_^応援してくださりありがとうございます！ (2020年11月28日 7時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年11月25日 7時
