アリアーブ・ナーリヤ19 ページ2
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「それじゃー、本格的に観光を楽しむ前に、まずはオレの家に行こうぜ！」
「カリムの家って、こっから遠いのか？ オレ様暑くて疲れてきた……何時間もかかるとかはヤなんだゾ」
カリムの家に向かうことが決まったはいいが、問題はどれほどの時間で着くかだ。
ハンカチで何度拭いても吹き出してくる額の汗で暑さもそろそろ限界に近い。
Aと一緒に日傘に入っているユウも手で顔を扇いでいた。
「そんなにかからないって。家は、ここから見える場所にあるしさ」
「それは助かる。歩いて何分くらいだ？」
「ん？ 歩くのか？ そうすると……3.4時間くらいはかかるかな？」
「え？ ここから見えるって言ってるのに、そんなに時間がかかるの？」
「見えるのなら教えてくれ。いったいどれが、カリムの家なんだ？」
目視できる場所にあるのなら、せいぜい歩いて10分以内だと思っていたトレイとケイトは3.4時間という時間に驚く。
トレイに家を聞かれると、カリムは笑顔である建物を指さした。
「ほら、あの高台にあるのが、オレの家だよ」
「「「……あれがっ！？」」」
『えっ、あの建物が！？』
カリムの指さした方向にある建物はただ1つ。
この【絹の街】にやって来た時から気付いていた圧倒的な存在感のある建物。
遠いこの場所から見てもわかる、豪華な宮殿。
あれがカリムの家だというのか。マレウスもケイトたちのように声には出さないが、目を丸くして驚いていた。
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ここ(プロフ) - 美咲さん» 美咲さん、コメントありがとうございます(*^_^*)楽しんでいただけて嬉しいです！これからも楽しんでいただけるよう頑張ります✨ (2021年10月4日 21時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 素敵な作品ですね！いつも楽しく見させてもらってます！ (2021年10月4日 11時) (レス) id: 63ae0527ed (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 星猫さん» 星猫さんありがとうございますっ(*^_^*)ついに16本目に突入しました！ (2021年9月24日 23時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - タブレットで操作しています!続編おめでとうございます! (2021年9月24日 16時) (レス) @page1 id: 8c51e3f139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年9月24日 16時
