バルガスキャンプ18 ページ13
◇
Aがバスケットボール部と馬術部のマジカルペンとスマホを預かり終えると、ユウもマジカルシフト部と陸上部から回収を終えていた。
『学園長先生、みんなのマジカルペンとスマホです』
「この袋凄いですね。かなりの量を集めたはずなのに重みが全然感じられない」
「それはその袋に魔法がかけられているからですよ。Aさん、ユウくん回収お疲れ様でした、こちらは私が責任を持ってお預かりします」
「それじゃあ、実際にテントを設営するキャンプ場へ移動するぞ。はぐれずについてこい！」
「では私は学園に戻ります。最終日に、またここでお会いしましょう。頑張ってくださいね〜！」
ヒラヒラと笑顔で手を振る学園長に見送られながらAたちはキャンプ場へ向かって行くのだった。
◇◆◇◆
先頭を歩いていたバルガスが足を止めた先は木々に囲まれた広い広場だった。
これだけ広ければこの人数がテントを立てても狭いとも感じないだろう。
「おお〜！ ずいぶん広い場所に出たんだゾ！」
「ここが、お前たちが3日間にわたって寝泊まりするキャンプ場だ。1〜2人用のテントをたくさん準備してあるから、部活ごとに必要な数を持っていって設営しろ。制限時間は60分とする。長いと感じたやつは注意するんだな。身を守るため、そして酷使した筋肉を休めるため、寝泊まりする場所はなによりも重要だ。日当たりや風通しを考え、木陰に立てるか……。寝心地を考え、平地を探すか……。部活ごとによく話し合うといい。工具箱も用意してあるからな。必要なら俺かドリーミィに声をかけて持っていけ」
バルガスの隣に立つAに生徒たちの視線が向く。
これはこの男だらけのむさ苦しいキャンプ合宿での唯一の花であり癒しであるAに話しかけられるチャンス。
彼らの視線に気がついたAがにこりと微笑みを向けると「(今、俺に笑ったよな)」と思い込む生徒が多数いたという。
「それでは……開始！！」
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ここ(プロフ) - ミコミコさん» ミコミコさん、コメントありがとうございます^_^セベクの純粋なところ可愛いですね…！ (2021年12月8日 8時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ミコミコ - セベクが可愛い…………(^^) (2021年12月8日 6時) (レス) @page12 id: f5d7639b7a (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡翠さん» 翡翠さん、まさかセリフを覚えてきたとは、Re:startのお話のでしょうか！？もしそうだとしたら凄いです…っ！！ (2021年7月25日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - いやー、セリフ地味に覚えてきましたねw (2021年7月25日 14時) (レス) id: 34ae80e840 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡翠さん» 毎日1話…！もうセリフとかも全部完コピできちゃいそうですね…！応援本当に嬉しいです、ありがとうございます(*^_^*) (2021年6月18日 21時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年5月7日 12時
