バルガスキャンプ6 ページ50
◇
自分のものを考えていなかったAは戸惑いながらもカゴの中からウェアを取り出して着替え始めた。
.
『ラギー？』
「おっ、着替え終わった？」
『うん。開けるね』
着替え終わったAは試着室の扉を開ける。
壁に背を預けて待っていたラギーは
「めちゃくちゃ可愛いッス！」
歯を見せて満面の笑みを浮かべた。
Aが着ているのはパーカータイプのウェアにショートパンツ、その下にレギンスを履いている。
白色のパーカーに黒色のショートパンツ、黒のレギンスに白の靴。
モノトーンコーデだがAの可愛らしい雰囲気を壊すことなく、更に可愛らしく見せていた。
『えっと、ありがとう』
「オレの目に狂いはなかったなぁ。Aはやっぱり白が似合うッスね」
『白色好きだから嬉しい。他のも着てみるね』
それからAは何着も試着を繰り返した。
その度にラギーは「似合うッス！」と絶賛しており、その様子を見ていた店員たちはAとラギーのことを可愛い恋人同士と勘違いし、微笑ましく見つめていた。
数分後、試着したウェアを返してカゴの中には最初に着ていた白いパーカータイプの上着とショートパンツとレギンスが残っていた。
「それ最初に着てたやつッスよね。オレもそれが1番似合ってると思ってた」
『ラギーが選んでくれたの全部可愛くて悩んだけどこれにしたの。お待たせしてごめんね』
「Aのためなら待つのなんて全然苦じゃないんで大丈夫ッスよ」
『ラギーもいつの間にか選んでたんだね』
Aが試着している間にラギーはカゴに自分の分のウェアをこっそり入れていた。
「シシシッ、お使い代としてこれくらい買ってもらってもいいッスよね」
『ふふっ、高いお使いになっちゃったね。あ、ラギー。一緒に見て欲しい物があるんだけどいいかな』
このままレジに向かえばあとは帰るだけ。
Aと2人きりなのも終わりか、と残念に思っていたラギーはAからの申し出に笑みを深めて
「もちろんッスよ！」
と手を握って頷いた。
◇◆ここの呟き◆◇
Re:startを読んでくださり本当にありがとうございます
次のお話から続編Re:start �将靴砲覆蠅泙�
今後ともよろしくお願い致します
ここ
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翡翠 - 返信ありがとうございます！そうですね…今後に期待です！ (2021年6月15日 8時) (
レス) id: 3ec5fcf21a (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡翠さん» 翡翠さん応援ありがとうございます^ ^6章の公開がとても楽しみですね！そのお2人はメインストーリーでもあまり登場がなかったのでどう絡んでくるのか、とても気になります。公開が待ち遠しいですね。 (2021年6月15日 8時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 更新頑張ってくださいです！六章が楽しみですね…！(六章イ○アや○ルトがメインらしいです…ハイ、ネタバレすみません！)お応援しております！ (2021年6月14日 23時) (レス) id: 985c3b27ad (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ちょりさん» ちょりさんありがとうございます！当分先になりそうですが、その分楽しみも大きいですね！イベントはみんなの意外な素顔なども知れていいですね〜♪バルガスキャンプではラギーくんでます！いっぱいでます！！（ネタバレ）楽しみにしてくださって嬉しいです(*^_^*) (2021年5月2日 7時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ちょり(プロフ) - 5章執筆お疲れ様です！！ゲームの本編の方もまた楽しみですよね〜！いつになるやらですが（笑）公式さんはもはやイベントで繋げるのが定番になってきましたね！w。バルガスキャンプのラギーくんとの絡み、とてつもなく楽しみにしてます！！^o^ (2021年5月1日 22時) (レス) id: dcc02d0370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年3月26日 21時
