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◇
「世話になったわね」
「Aくん、ユウくんお邪魔したね」
「この1ヶ月、ありがとう。また遊びに来てもいいかな……？」
『エペルくん、もちろん。いつでも遊びにきてね』
「お疲れ様でした！」
Aとユウに見送られながらヴィルたちはオンボロ寮を去っていった。
【VDC】が終わったと同時に強化合宿も終わる、それはわかってはいたがこうして帰っていく彼らを見送るとどこか寂しさを感じた。
「A、ユウありがとな！ うちの寮にもいつでも遊びに来てくれよ、世話してくれたお礼に豪華な宴を開くからさ！ なあ、ジャミル」
「ああ。君たちには返しきれない程の恩がある。歓迎するよ。腕によりをかけて振る舞おう」
『ありがとう、カリム、ジャミルくん』
「今度お邪魔しますね！ お疲れ様でした！」
名残惜しそうにAの頭を撫でるとカリムはジャミルに腕を引かれてオンボロ寮を出て行った。
「あ〜あ、ルーク先輩がオレらに投票してたら優勝でAからキスしてもらえたのになー」
『も、もう……優勝しててもしないよ？』
「負けて落ち込んでる幼馴染を慰めてくれてもよくない？」
『……ふふっ、よくがんばりました』
Aは悪戯な表情を浮かべ顔を覗き込んでくるエースの頭に手を伸ばして優しく撫でる。
心地の良い感触にエースは気持ちよさそうに目を閉じた。
「羨ましいな……」
「うん、心の声が漏れてるね。デュースも撫でてもらったら？」
「なっ……！ ぼ、僕はいい。エース、そろそろ帰るぞ。クローバー先輩が労いのお菓子を作ってくれているらしい」
「へーへー。んじゃ、A、また明日な」
『うん。エース、デュースおやすみなさい』
「2人ともまた明日ね」
エースとデュースが帰っていったオンボロ寮の玄関はとても静かに感じた。
「……大変だったけど、なんだかんだ楽しかったよね」
『うん、楽しかったね。ユウくんもお疲れ様だよ』
「わっ……」
Aは微笑みながら先程エースを撫でていたようにユウの頭を撫でる。
その心地よさにユウはこれは病みつきになるな、と思いながら目を閉じた。
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翡翠 - 返信ありがとうございます！そうですね…今後に期待です！ (2021年6月15日 8時) (
レス) id: 3ec5fcf21a (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡翠さん» 翡翠さん応援ありがとうございます^ ^6章の公開がとても楽しみですね！そのお2人はメインストーリーでもあまり登場がなかったのでどう絡んでくるのか、とても気になります。公開が待ち遠しいですね。 (2021年6月15日 8時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 更新頑張ってくださいです！六章が楽しみですね…！(六章イ○アや○ルトがメインらしいです…ハイ、ネタバレすみません！)お応援しております！ (2021年6月14日 23時) (レス) id: 985c3b27ad (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ちょりさん» ちょりさんありがとうございます！当分先になりそうですが、その分楽しみも大きいですね！イベントはみんなの意外な素顔なども知れていいですね〜♪バルガスキャンプではラギーくんでます！いっぱいでます！！（ネタバレ）楽しみにしてくださって嬉しいです(*^_^*) (2021年5月2日 7時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ちょり(プロフ) - 5章執筆お疲れ様です！！ゲームの本編の方もまた楽しみですよね〜！いつになるやらですが（笑）公式さんはもはやイベントで繋げるのが定番になってきましたね！w。バルガスキャンプのラギーくんとの絡み、とてつもなく楽しみにしてます！！^o^ (2021年5月1日 22時) (レス) id: dcc02d0370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年3月26日 21時
