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◇
「オレ、オレ……うっ、お前がどんな気持ちで過ごしてきたか知らなかった。ず、ずっと、ズビッ……我慢させてたこともひぐっ、ぜんぜん、知らなぐでっ」
「その結果が、この手酷い裏切りですよ」
「そーだよ。ウミヘビくんは内心ず〜っとラッコちゃんのことをバカにしながら生きてたんだよ」
「オマエら、オレ様より空気読まねぇんだゾ！」
『今言わなくてもいいんじゃないかなぁ……』
「お前は、ひ、ひどヤツだ…………だけど、やっぱりずっとオレを助けてくれてたのも、お前なんだ」
「カリム……」
少し落ち着いてきたカリムはジャミルの身体から少しだけ離れて両肩を掴み、まっすぐにジャミルの瞳を見つめている。
「だからもう、今日からはやめよう。親の地位とか、主従関係とか、そういうことで遠慮するのは」
「…………は？」
「今日からは、遠慮なしで本気で1番を奪い合うライバルになろう！ 改めて対等な立場で……友達になろう、ジャミル」
満面の笑みを浮かべてカリムは手を差し伸べる。
ジャミルはその手とカリムを交互に見て、微笑みを浮かべる。
「対等な立場で、友達に…………？ ふ……お前らしい結論だな、カリム……。なら、対等な立場で言わせてほしい。絶っっっっっ対にお断りだ！！！！」
「えっ。え”〜〜〜〜！？」
「カリム先輩がフラれた！？」
カリムの差し伸べていた手を痛そうな音を立てて弾いたジャミルは立ち上がり腕組みをして、座り込むカリムを見下ろしていた。
「考えなしで大雑把、間抜けで不器用、超がつくほど能天気で傲慢、デリカシーゼロのボンボンが！！ そんなヤツと誰が好き好んで友達になんかなるか！ 利害関係がないなら、お前とは1ミリたりとも関わり合いたくないね！」
「え、えぇ〜！？なんだよそれ！？」
「なんか吹っ切れたまったのか。ズバズバキツいこと言いまくりなんだゾ」
「すごい猫の被り方だったんだなぁ」
『言いたいことを言い合える相手っていいね』
「この場合はカリムさんが一方的に罵られているだけにも見えますが……フフ、面白いですね」
清々しいまでの変わりように驚くカリムに対し、ジャミルは遠慮なしにカリムへ気持ちをぶちまけている。
そこまで相手の悪い部分を知っているのであれば、それこそ良き理解者になるのでは、とAは思った。
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ここ(プロフ) - I am ヲタクさん» 美味しくいただかれてもらいました🥰ごちそうさまです(*´꒳`*) (2022年7月22日 22時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
I am ヲタク - フライド、夢主ちゃん…ごちそうさまです🤤 (2022年7月22日 15時) (レス) @page28 id: 7001d6b560 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ガムテープ(主食)さん» フロイドは夢主ちゃんの唇を奪った罪深い男第2号ですっ(≧∀≦) (2021年10月14日 23時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ガムテープ(主食) - なっ！フロイドにべろちゅーされた記憶なんて無かったぞ！だけど幸せ(( (2021年10月14日 18時) (レス) @page11 id: b67168fa9e (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ガムテープ(主食)さん» �擦泙任茲Δ海宗��召泙任蓮弔泙�3本ありますね…！読み直していただけてとても嬉しいです、ありがとうございますっ(*´꒳`*) (2021年10月10日 21時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年11月4日 18時
