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◇
「はよー、A、ユウ〜。今日休みだし飯食ったらどっか出掛けない？」
「おはよう……ってこの時間に談話室にAたちがいないのは珍しいな」
オンボロ寮にやってきたエースとデュースは、談話室の扉を開きながらAとユウに声を掛けるが談話室にAとユウの姿はない。
「グリムもいねーじゃん。休みだからまだ寝てんのかね」
「部屋に行ってみるか」
エースとデュースが2階へ続く階段を上ろうと足を進めると、2階からバタバタと慌ただしい音が聞こえてきた。
「これ何の音？」
「さあ……？ とりあえず2階にいるみたいだな」
「Aちゃんっ、Aちゃん！？」
「「！？」」
必死にAの名前を呼ぶユウの声が耳に入った2人は階段を駆け上がりAの部屋へ向かった。
.
「ユウ！！ Aがどうした！？」
「は……？ なんだよ、この部屋……泥棒でも入ったのかって位めちゃくちゃじゃん……」
「エース、デュース……っ」
開きっぱなしになっていた扉から見えたのはAの部屋とは思えないほどの物が散乱した室内。
床に座り込んでいたユウが2人の声に振り向いたその顔には悲痛な表情が浮かんでいた。
「Aちゃんが……っ、誘拐されたかもしれない……！！」
「「誘拐っ！？」」
声を揃えて驚くエースとデュースにユウは残されていたメッセージカードを見せる。
そこには【君たちの宝石はいただいた 怪盗K】の文字。
「怪盗Kって……どっかの月下の奇術師かよ」
「月下の奇術師……確かマジックが得意だったよな」
「マジック……手品……はっ、もしかしてエース、君がAちゃんを！？」
「はあ！？」
某有名漫画に確かそんなキャラクターがいたことをエースたちは思い出す。
記憶が正しければ彼は手品が得意で宝石や絵画など美術品を盗む怪盗だったはずだ。
この学園で手品が得意とする人物はユウとデュースの目の前にいるただ1人。
「犯人は……エース、君だ！」
.
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翡翠 - リクエスト受けてくださりありがとうございます！ここ様がかき終わるのをお待ちしております！ (2021年6月24日 16時) (
レス) id: 8ff121e900 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡翠さん» 翡翠さんと翡翠さんのお姉さま、リクエストありがとうございます^ ^リクエスト、かしこまりました。 (2021年6月23日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - スピカブラックさん» スピカブラックさん、リクエストありがとうございます^ ^カリムとアズールの取り合いのお話と、フロイドとリドルくんが入れ替わるお話、お時間をいただくことになりますが、かしこまりました。 (2021年6月23日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
スピカブラック - もう一つリクエストでフロイドとリドルが入れ替わって夢主ちゃんに助けを求める話がいいです！ (2021年6月23日 17時) (レス) id: 7ca7b99cb8 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 1人何回でもokなんですね！わかりました！では、早速リクエストで、ヴィルによってお化粧をした夢主ちゃんがみたいです！あと、姉からで、ヴィルとルークが夢主ちゃんを取り合いするお話がみたいそうです！ (2021年6月23日 17時) (レス) id: e3fc381a9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年5月4日 13時
