先生はライバル ページ10
◇
◇リクエスト作品◇
現在1-A組は錬金術の授業中。
Aはユウとペアを組み小鍋をかき混ぜていた。
『ユウくん、次はそっちの薬草お願い』
「うん。これ入れたら完成だね」
『上手くいけばいいね』
ユウが最後の薬草を入れると小鍋にAは魔力を注ぐ。
すると小鍋の中には今日の課題であった魔法石が精製された。
「成功だ！」
『やったね！』
「ほう、成功させたか。よくやったな、A、ユウ」
『ありがとうございます、クルーウェル先生っ』
生徒たちの様子を見て回っていたクルーウェルがAたちの完成させた魔法石を見て、Aの頭を撫でる。
嬉しそうに目を細めるAにクルーウェルの口元に柔らかい笑みが浮かんだ。
「それでこそ俺が惚れた女だ」
「『………………え？』」
騒つく教室内、クルーウェルの口から聞こえた言葉に、ユウとAは幻聴でも聞こえたのかと耳を疑った。
「えーと……クルーウェル先生、今なんて……？」
「この俺が惚れた女だと言ったんだ」
「えっ、ええええええ！？」
「ふな"っ！？」
「ちょ、おまっ、ユウなにしてんの！？」
ユウが聞き返せばクルーウェルは先程と全く同じ言葉を口にする。
幻聴ではないことを知ってしまったユウが動揺して後ずさればエースたちとペアを組んでいたグリムにぶつかり、小鍋に落ちるという事件が起きた。
顔を真っ赤に染めて口を手で押さえるAの反応にクルーウェルは満足そうに笑みを深め
「そういうことだ、わかったなA」
とAの耳元で囁き、液体だらけになっているグリムの元へ向かった。
「えっと……Aちゃん、大丈夫？」
『だ、だいじょうぶ……です』
真っ赤な顔でこくこくと頷くAにユウは「あ、これは大丈夫じゃないやつだ」と悟った。
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ここ(プロフ) - オクタ好き好きさん» お返事ありがとうございます^ ^かしこまりました。お時間いただきますが、書けましたら更新いたします^ ^ (2021年4月27日 6時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
オクタ好き好き - はい、オクタでお願いします (2021年4月26日 22時) (レス) id: 905c688a73 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - オクタ好き好きさん» オクタ好き好きさんリクエストありがとうございます^ ^お話に出てくるお相手は人魚繋がりでオクタヴィネルでよろしいでしょうか？ (2021年4月26日 15時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
オクタ好き好き - リクエストをしたいのですが主人公が人魚になる話が見たいです。 (2021年4月26日 14時) (レス) id: 905c688a73 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ちょりさん» ちょりさんっ！！こちらこそありがとうございます！読んでくださると信じてました！（笑）何度もだなんて……嬉しすぎます〜(*^_^*)実はラギーくんのお話を何個か書いている途中なので完成しましたらまた更新しますね♪ (2021年4月19日 8時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年3月18日 10時
