ラッキースケベは突然に ページ35
◇
あの瞬間。
時が止まったように感じたと、のちに彼はそう語る。
お互いの瞳が交差し、指1本動かすことができない。
唯一動くのは己の瞳のみ。その視線を少し下に動かすと、そこにはふっくらと膨らんだ胸を隠す白色の下着に、細いくびれ、スカートを履いているだけという無防備なAの姿。
初めて見た彼女の姿にデュースの顔に熱が集まり、彼の止まっていた時が一気に動き始めた。
「すすすすまないっ！ わ、わざとじゃないんだ！！」
デュースが思い切りドアを閉めると、ドアは壊れるのではないかと思うほど大きな音を立てた。
どくどくと胸の鼓動がうるさい。
忘れろ、あの姿のことは忘れろと頭を振って忘れようとするが、先程のAの姿を思い出してしまう。
「……肌、白かったな」
普段から思っていたが制服を着ていないAの素肌はとても白かった。
自分もどちらかといえば色白と言われる方だが、Aは比べ物にならない。
忘れようとしても思い出してしまうAの驚いた顔と、見えてしまった彼女の無防備な姿。
悶々としていると控えめにドアを開いた。
『デュース……あの、ご、ごめんね、変なもの見せちゃって』
ノックをせずに入った自分が悪いに決まっているのに、何故かAは申し訳なさそうに謝っている。
見られたことを怒ってもいいはずだ。
それから変なものなのではない、むしろ……何度想像したことがある肌を、事故とはいえ見られたことに感謝してもしきれない。
「Aが謝ることはない、ノックをせずに入った僕が悪いんだ。見てしまった詫びにならないかもしれないが……僕のも見てくれ」
『…………え？』
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時間の止まったリス - んぁあ゛あ゛あああああああああああああ… ラギー•癒しでかわいい•ブッチ (2022年3月15日 16時) (
レス) id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 咲希さん» 咲希さん、お題箱へのリクエストありがとうございました(*´꒳`*)またお待ちしております♪ (2021年11月29日 8時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
咲希 - 遅れました！！シルバーくんの話ありがとうございます！！ (2021年11月29日 0時) (レス) id: dcd6ff7333 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ミオさん» ミオさん、お題箱へのリクエストありがとうございました！またお待ちしております(*´꒳`*) (2021年11月16日 0時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - ここさん、お題吸収ありがとうございました！ (2021年11月15日 23時) (レス) @page25 id: 054e3ea455 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年10月27日 19時
