Thank youじゃん！～お気に入り作者500人突破記念リクエスト企画～ (ページ8)

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Tside

ガヤに言われて慌てて駆け込んだ居酒屋

目の当たりにした光景に俺は絶句した

こんな風に泥酔して乱れた宮田を見た事がなかったから

「…俺の…せい？」

「…不安になっちゃったんだってさ。」

「え…」

「宮田、世界で一番好きだって言ってたよ。」

『なんか…自信なくなっちゃった。…玉は俺の事、本当に好きなのかなぁ…。俺は玉の事、世界で一番好き！！！って皆の前で堂々と言えるくらい…玉の事、好きなんだけどな…』

ミツから教えて貰った宮田の言葉…

2人が帰った後の2人きりの部屋

宮田を俺の膝枕で眠らせて、ふわふわの髪をそっと撫でる

「俺だってお前が世界で一番好きだよ…」

そっと呟いてみる

「……それ…ホント…？」

「み、宮田！？」

「今の…ホント？」

「おま…いつから起きてたんだよ！？///」

「……たま…」

俺の腰に手をまわし、ぎゅっと抱きついてきた宮田

その体は小さく震えてるみたいに見えた

いつも笑ってる顔しか見せない宮田のこんな姿…

随分不安にさせちゃったんだなって…思った

「俺は…宮田が思ってる以上に、宮田の事好きだよ。」

「たま…」

「俺…好きとか…愛してるとか…うまく言えなくて…。照れ隠しで、宮田にツンツンしちゃうけど…。ちゃんと宮田の事好きだから。…だから、不安とか感じなくていいから。」

「……うん。」

「宮田の事…誰よりも愛してるから…だから…自信持っていいよ///」

嬉しそうな宮田の顔

「…お前はずっとそういう顔してろ///」

「うん。」

笑顔の宮田が好きだから

だから、これからはちゃんと伝えるよ

「とし…世界一愛してる」

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