◎robbed (赤) ページ11
手足に縄。
間違えた、全身に縄。
ソファーにくくりつけられ、唯一自由なのは目と口だけ。
油断してしまった。
放課後一人で図書館で勉強していたあたしはいつのまにか寝落ちしてしまったようで。
気づけばここにいて全身ぐるぐる。
総長と幹部らしい人間が3人、合計4人があたしを囲っていた。
意識を取り戻してもしばらく目を開けず、そいつらの話を伺っているとどうやら今回はしげたちではなく本当にあたし単体が目的のよう。
あいつらが来る前にどうちゃらこうちゃら…とボソボソと話始めたから思いきって目を開けてやった。
「…誰」
ハッ、と4人が同時に振り向く。
あたしが目覚めるのを待っていたみたいに。
A「あんた、重岡の女だな？」
「こっちが誰って聞いてんだけど」
B「すぐそんな口聞けねぇようにしてやるさ」
「今何時？」
つけている腕時計は縛られていて見えない。
21時を越えていたら…何かしらおかしいと勘づいてるはず。
門限は連絡なしなら21時だから。
C「22時15分だ。まぁそんなことどうでもいい」
まだ喋らない総長を中心としてジリジリとにじりよってくる。
夜だというのにサングラスをかけた総長の表情に気持ち悪い笑みが浮かんだ。
総「…ちょっと俺らの相手してくれよ。乱暴はしないから」
あんたが今からやろうとしていることそのものが乱暴なんだけどな。
この抵抗できない状態で言われても、無視するしか反抗の方法がない。
総「返事は？」
「………」
総「沈黙は肯定と捉えていいんだな」
ソファーの下で膝まずいて、体を寄せてくる。
何とか体をねじらせて避けてみてもその努力は虚しく散って。
息が首筋にかかるほどまでのところにきてしまった。
気づけ、しげ。
あたしはあなたを信じてる。
おかしいと勘づいて。
総「肌、白いんだな？笑」
『誰の肌や』
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LA(プロフ) - 感謝してもしきれません。ほんとうにありがとうございます（；＿；） (2019年3月15日 20時) (
レス) id: 33dda849f7 (このIDを非表示/違反報告)
カジャ(プロフ) - LAさん» ありがとうございます、受験お疲れ様でした。req2のご報告をお読み下さい。あなた様のリクエストを優先させていただきます。 (2019年3月15日 20時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
LA(プロフ) - すいません、、受験終わってBeliever読み返してたらわたしリクエストしようとしてたの思い出して、、でももう遅いですよね（ ; ; ）可能であればリクエストさせてもらってもよろしいでしょうか、、？わがまま言って本当にすみません>_<無理なら全然大丈夫です！！ (2019年3月14日 22時) (レス) id: 33dda849f7 (このIDを非表示/違反報告)
カジャ(プロフ) - LAさん» ああ……すみません(´･ ･`) specialまでお待ちください(_ _) 申し訳ないです！ (2018年11月23日 9時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
LA(プロフ) - リクエストしようと思ったら打ち切りになってた、、次のお話すっごく楽しみにしてます！！応援してます！！ (2018年11月23日 0時) (レス) id: 33dda849f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カジャ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kajya1734
作成日時：2018年10月21日 0時
