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鏡壊れたってさ! ページ10

カイラ「それより



此処へ何の用だ?」





ケータ「過去と未来を行き来出来る鏡が
此処にあるって聞いて」







先程から数十分が経つ






この人は蛇王カイラっていうらしく
別に妖怪アオダイショウとか
そんなんじゃないらしい



現在
エンマ大王は留守らしく
代わりに任されているのがこの蛇王カイラと言う訳だ



なんでこんな大事な時に限って居ないの!?


そしてカイラ!
吹いたお茶を執事に片付けさせないで!?



俺はさっき溢した(というか吹いた)お茶を
片付ける執事のウーラさんを見て哀れに思った




うちの執事(ウィスパー)も
あれくらい優秀ならいいのにね((








カイラ「..ああ

あの鏡か」



俺が再びカイラに視線を移すと
思い出したように手を打つ



ただ問題がある


カイラが俺と目を合わせない事だ





俺の予感が正しければきっと嫌な事が起きる









カイラ「エンマが過去の林檎飴が食いてぇと抜かして
その拍子にぶつかり壊したあの鏡か..」









ほらね?
壊れてたよ!!





カイラは相も変わらず俺から目を逸らし
スマンな、と気持ちの篭ってない言葉を
俺にプレゼンツした



俺はその言葉で手で顔を覆った



カイラ「だが方法はもうないとは言ってないぞ?」


ケータ「!」バッ




その言葉に俺はすぐ開き直り
再びカイラを見つめた


するとカイラは机に散らばった資料の中から一枚の紙を取り出し

あるとこに赤丸を付けた



恐らくこの町の地図だ



ありがてぇ..(カ●ジ風に)



カイラはそれを俺に手渡し
赤丸を付けたとこを指差して説明をする




カイラ「そこは怪奇案件を解決するという
妖怪探偵団事務所だ

もしかしたらそこで過去に戻るヒントが見つかるかもしれないからな」



フン、と鼻を鳴らしてご機嫌そうだ



ケータ「ありがとう蛇王カイラ!」



カイラ「トモダチ..だからなっ!」



そう言うと今度はアークを俺に投げた
メダルの代わり、トモダチの印だ!




カイラ「そのウォッチじゃ使えないが
トモダチの証だ

貰っておくといい


あと私の事はカイラと呼べ!」




意外だった


てっきりス●夫みたいにケチだと思ってた






ケータ「うん、じゃあ行ってくるよ」







俺はドアを開けてエンマ邸を飛び出した









けどそこで重要な事に気付く





俺、地図の見方なんて知らないや..←



ーー
カイラ「そういえば彼処には
ケータの子供が居た気が..




まぁいいか」←



それよりも、とカイラは散らばった資料に手をつけた。

妖怪探偵団?→←大王カイラ?



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あいよん - だいすきでででぇす!続きをくださぁぁいい! (5月28日 23時) (レス) @page41 id: d3c9966a9e (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - いつ見ても面白いです!! 続きをー〜〜くださぁぁぁぁぁぁィィィィィ!!! (2022年8月2日 9時) (レス) id: f62e6c062f (このIDを非表示/違反報告)
ハルヤ様推しの東方ガチ勢 - 続きィィィィィ!!!! (2022年7月26日 0時) (レス) @page41 id: 63dcc81372 (このIDを非表示/違反報告)
haruharuTH(プロフ) - 続きおめぐみくださあああああああああい (2022年2月22日 15時) (レス) @page41 id: 91bc07679a (このIDを非表示/違反報告)
失格人間(プロフ) - 終わっちゃったァァァ………( 。ω 。) (2021年5月17日 0時) (レス) id: 08165bdb86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白銀なるか x他1人 | 作成日時:2019年1月14日 18時

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