過去からの贈り物【妖怪ウォッチシャドウサイド】【ケータが来た。】 (ページ31)

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共闘？ページ31

(※バトルシーンに入ります)

場面は会場から変わり

俺達が立つのは
イナリの時に似た奇妙な空間だ

辺りに人気は無くなり
紫の空間はまるで
妖怪の妖気をパッと解放したかのように見え

俺の決意を緊張感で埋め尽くしていく

対して目の前の妖怪は
背中から触手みたいのを出し

俺を威嚇している

憎悪とは違う何かだ。

被害者がイケメンだった訳と関係が..？

ｹｰﾀ「俺達は君に話があるだけで..」

「話す事なんて無い！！」

聞く耳は無いみたい

妖怪は俺の言葉を遮り大声を発して睨む

ｱﾔﾒ「ケータローくん！！」

アヤメさんが叫ぶ

ドカァァ！！

瞬間、俺の数センチ横に大きなクレーターの跡が出来た

触手が直線で横切ったのだ

俺、こんな恐ろしい攻撃当てられたら
即死なんだけど？？

どうやら今日も安定の厄日のようだ

今度からTVで占いチェックしよ..
俺は青ざめながらそう強く思った

にしても相手は戦う気満々だし
戦闘を避けるのは少し難しいか..

もし戦う事になってもこの件については
俺一人が居るからどうにかできるものでもない、、

バクロ婆やこの状況を打破できる妖怪が居れば良いのだがそんな都合の良いことは無いだろう

俺はチラッとナツメさんを見た

今の俺じゃあ妖怪ウォッチは使えないし
まず状況を変えるには友達妖怪に手伝ってもらわなきゃいけない..

ナツメさんの力が必要不可欠とみた

ｹｰﾀ「ナツメさん、
友達妖怪を呼び出せる！？」

ﾅﾂﾒ「..うん！！」

合図を送り頷くと
ナツメさんはウィスパーに１つのアークを貰い、セットする

あー、ちょっと
俺とウィスパーのやり取りと似てる..

何かが苦しい..でも俺にはそれが分からない。
いつかこの気持ちに気付けるかな？？

ｼﾞﾊﾞ「シャー！！」

場面は変わり出てきたのはジバニャン
プロレスラーみたいなポーズで現れた

ドラ●エの敵かな？

でもこの姿なら

ｹｰﾀ「ジバニャン

正面突破とか出来る..？」

ｼﾞﾊﾞ「あん？舐めてんのかニャ？？

出来ない訳がニャい」ﾆﾔｧ

あ、怖い
ジバニャンがボス妖怪にしか見えない

ジバニャンは俺の問いに
馬鹿にしてるのか？と言うように怪しい笑みを浮かべる

妖怪がもし本当にイケメンしか狙わないなら
ジバニャンに興味はないはず(失礼)

この推理に確信はないが

何もしないよりマシじゃない？

ｼﾞﾊﾞ「オラァ！」

「離しやがれっ！！」

あ、これプロレスだ。(確信)