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キュウビだ(確信) ページ13

” シ ャ ド ウ „




ウォッチにキュウビのアークが挿されると


眩い閃光と同時に妖気に包まれた黒い影が中から現れる


その姿は幻とか伝説のソレで

俺の知ってるキュウビとは違った






あれ?俺の知ってる女の子ナンパしてる
女タラシのキュウビはどこに?


しかも昔二足歩行だったのに今四足歩行で前より退化してない?


俺の心境はそんな感じだった









「ヌシの身体をっ!」


ケータ「っ!待って!!」



そうだ、キュウビが来たとしても
この状況が変わる訳じゃない!


俺は再度襲いかかろうと前のめりになる妖怪に声を掛けた




俺の声は自分が思ってたのよりも響いて
辺りは声の威圧で静まり返る


ビリビリと声の震動が俺にまで伝わる









けどこれで冷静に話ができる


俺は静かになったところで頷き
妖怪に問うべく再び口を開く





ケータ「俺さ
君が悪い妖怪だとは思えないんだ」



相手がピクリと反応し俺に目を合わせた


俺はなお続ける。




ケータ「ただ、君の目はなんていうか

誰か大切な人を想っているって気がするんだ


“身体をよこせ„って理由があるんだよね?」




相手の妖怪は俺の言葉に目を見開きつつ静かに頷く







ケータ「ねぇ、俺にそれ手伝えないかな?」



俺は「助けたいんだ」と笑い
妖怪の目線に合わせるように座り込む



変かな?



けど

助けたいって思うのって普通じゃない?





「...それ、僕達も手伝っていいかな?」




妖怪からの返事を待っていると

話したのは意外にもさっきの人達だった



さっきのクール系の人だ


その眼差しは至って真剣で
妖怪を本当に助けたいと思ってるのが

よく感じとれる





「..でも」


妖怪が言葉を詰まらせた


あと一押しってとこなんだけど
やっぱ面識のない俺じゃ無理みたい。



情けないなぁ、

たった一人の妖怪も助けられないなんて









キュウビ「話してみたらどうだ?」



俺が落ち込んでいると
キュウビがタイミングを見計らったように声を出した



「キュウビ様!?」




妖怪はキュウビの姿を見て
驚きを隠せず慌ててキュウビの前に来て膝をついた。



キュウビとこの妖怪は知り合いだろうか
それも上下関係のある知り合い?





これが俺との格の差か、、

ーーー
文字数の関係で次回、
説明と会話が少し省略されます。
それをご了承の上観覧して下さい。

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あいよん - だいすきでででぇす!続きをくださぁぁいい! (5月28日 23時) (レス) @page41 id: d3c9966a9e (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - いつ見ても面白いです!! 続きをー〜〜くださぁぁぁぁぁぁィィィィィ!!! (2022年8月2日 9時) (レス) id: f62e6c062f (このIDを非表示/違反報告)
ハルヤ様推しの東方ガチ勢 - 続きィィィィィ!!!! (2022年7月26日 0時) (レス) @page41 id: 63dcc81372 (このIDを非表示/違反報告)
haruharuTH(プロフ) - 続きおめぐみくださあああああああああい (2022年2月22日 15時) (レス) @page41 id: 91bc07679a (このIDを非表示/違反報告)
失格人間(プロフ) - 終わっちゃったァァァ………( 。ω 。) (2021年5月17日 0時) (レス) id: 08165bdb86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白銀なるか x他1人 | 作成日時:2019年1月14日 18時

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