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過保護 ページ7
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「A、晩飯の後空いてる?」
『あ、ごめん。今日はちょっと予定ある』
今日の個人の練習メニューをメモしながらそう答えると、ガッと腕を捕まれる。びっくりして玲王の顔を見上げる
「予定って何」
さっきまでは普通だったのに、明らかに顔を歪めて怒っている。そんな顔しちゃ美形が台無しだよ玲王さん。
『斬鉄と勉強会する』
「は、なんで?斬鉄と?お前勉強教えれんの?」
『玲王には無理だけど斬鉄なら大丈夫』
「はぁー…」
大きなため息をついたと思ったら「じゃあ俺も一緒に行く」と言い出した
『えー?』
「2人っきりで勉強会とか許さねえ」
『別に変なことしないよ』
「ダメっつったらダメ!」
「おい斬鉄そこ間違ってる!」
「え…じゃあこれであってるか?」
「全然違うし、バカ斬鉄。」
結局私じゃなくてほぼ玲王が勉強見てるじゃん…
なんだかんだ面倒み良いんだよなぁ玲王…
「ほら、ぼーっとしてないでAもここ解けよ」
『はーい、御影先生。』
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作者名:ぴぴ | 作成日時:2023年2月14日 3時