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独占欲 ページ6
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『ここってさ、男しかいないじゃん』
「うん」
『マネージャーも私一人じゃん』
「うん」
『そんな中でさ、男と話すなって言ってくるの酷くない?!』
「なんでそれ俺に言うの?」
机をバンッと叩きながら言ったにも関わらず、潔は全く驚きも怯みもせずそう答える。
『潔と話してたの見られて怒られたから』
「八つ当たりかよ」
『八つ当たりとか人聞き悪くない?』
まあ、その通りなんだけどさ。
「てかさそれなら今話してるのも見られたらまずくないか?」
『もし見られても潔のせいにするから大丈夫』
「おい、俺を犠牲にするなよ」
『ねぇ、玲王は私が他の男子と話してるの見るの嫌?』
「当たり前だろ、好きな女が他の男と話してるの見て嬉しいやつなんかいねぇだろ」
『なんかキュンとした』
「俺以外の男にノコノコ着いていくなよ」
『あは、私愛されてるなぁ』
「今頃気づいたのか?」
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作者名:ぴぴ | 作成日時:2023年2月14日 3時