検索窓
今日:10 hit、昨日:36 hit、合計:3,748 hit

ページ5

.





「A」


たまたますれ違った玲王に呼び止められた。


『どうしたの?』


「なぁ、お前凪のこと好きなの」


『え?友達としては好きだけど…?』


…なんか玲王、怒ってる?


「嘘つけ、凪に好きって言ってただろ!本当は俺より凪のことが好きなんだろ!?」


『はぁ!?なんでそうなるの!?』


「凪といつも仲良さそうに話してるだろ!」


『だから凪とは友達なんだってば!』


「俺と凪どっちが大切なんだよ!なあ!」


肩を両手で掴まれ、そう問われる。

眉間に皺を寄せ、縋るような表情で私を見つめる玲王。


『玲王に決まってるでしょ、ずっと玲王しか好きじゃないよ!!』


「……本当か?」


不安なのか、いつもより声が小さく震えている。


『さっきからそう言ってるじゃん』


「…俺から聞かないと好きって言ってくれないから、本当はあんまり俺のこと好きじゃないんだと思った…」


『…ばか玲王。』


シュンとした顔で下を向く玲王を抱き締める。

玲王もぎゅっと引き寄せるように抱きしめ返してくれた。


『力入れすぎ』

「Aが俺から逃げれないように」


『言われなくても逃げんし』



この後、しばらく離してくれなかった。

…でも、そんな玲王も可愛いと思った私は重症なのかもしれない






【お題】
嫉妬深すぎてめんどくさい御影玲王

独占欲→←めんどくさ男



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
19人がお気に入り
設定タグ:ブルーロック , 御影玲王 , 短編集   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぴぴ | 作成日時:2023年2月14日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。