○ ページ16
「それで志麻さんは魔物を倒す、
「そういう事」
彼の説明に私は、うーんと考え込んだ。あの後志麻さんは、魔物の説明をしてくれた。
まず、この世界には人間界と魔界の2つの世界があるらしい。人間界に住むのは人間、もう一方の魔界に住むのは魔物、なのだそうだ。
魔物はその昔、人間を主食として食べていた。だから、一日に2、3人喰い殺す事も稀ではなかった。
けれどある時、魔物達の間でこれはまずい、という事になり、掟が定められた。その掟の内容が、『人間を食べて良いのはハロウィンだけ』とのこと。
だから、魔物達はその掟に則り、毎日人間を食べる事は無くなった。代わりにハロウィンになると人間界に訪れ、人をさらう。
そして、その攫われた不運な人間は………
「喰われて終わり……かぁ」
「まぁ、そうさせんために俺らゴーストハンターがおるんやけどな」
「そのゴーストハンターって具体的に何をしてるんですか？」
「ハロウィンに魔物に狙われてる人間を助けたり、生け捕りにしたり？」
「ま、魔物を生け捕り!?」
「色々実験するんよー、100度の熱湯で茹で続けたらどうなるかとか、あ！あと八つ裂きにして」
「もういいです」
エグい話になりそうだったので、ストップをかけると彼は不服そうな顔をした。
……そんなに話したいんですか
「ちなみに、この船には魔物が4人おるで」
「4人も⁉」
「しかも、全員上級。ヤバイねー、俺でも勝てるか分からんわぁ」
はっはっはー、なんて志麻さんは笑った。
いやいや全然笑えないんですけど
上級っていうくらいだから、勝手な予想だけど4人とも強いよね？うわ、お先真っ暗じゃないですか
「とりあえずはゲームを全部クリアするしかないのかなぁ…」
"ゴーン…ゴーン……"
ため息が漏れかけた時、鐘の音が船内に響いた。部屋の照明が消え、辺りが真っ暗になる
驚いて、サッと立ち上がると志麻さんが動くな！と言った
「離れたら守れへんやろ⁉」
「志麻さん…」
"そんなに怯えんでも平気ですよ。何もせェへんから。ちょっとした雰囲気作りです"
この声、あの魔物だ。スピーカーから聞こえているみたいだった
"第1ゲームクリア、おめでとうございます。まずは初めが肝心ですからね。休憩も十分でしょうし、そろそろ始めましょうか"
ゴクリと唾を飲み込む。これから何が始まるのか、言わなくても分かった。
第2ゲームが始まるのだ
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。りうむ 。 - そうなんですね(´∀`*) 覚えていてくださって嬉しいです！(>ω<*) (2020年5月12日 23時) (
レス) id: a1d0ac6eed (このIDを非表示/違反報告)
ユン(プロフ) - 。りうむ 。さん» あぁっ、りうむさん！！前作に引き続き、コメント、そして応援までありがとうございます！！そう言って貰えて嬉しいです！ちょっと張り切って作ってみました笑笑 (2020年5月12日 0時) (レス) id: ca6f64574e (このIDを非表示/違反報告)
。りうむ 。 - 1ゲームごとの画像を細かくつくっていてすごいですね！！(語彙力がなくてすみません(>< )) 応援してます！！(´ω`*) (2020年5月12日 0時) (レス) id: a1d0ac6eed (このIDを非表示/違反報告)
ユン(プロフ) - 紅灯-あかり-＠crewさん» コメント、ありがとうございます！そう言って頂けてすごく嬉しいです(≧∇≦)これから志麻さんが大活躍（？）する予定なので、良かったら見に来てやってください笑 何時でもお待ちしてます！ (2020年4月28日 21時) (レス) id: ca6f64574e (このIDを非表示/違反報告)
紅灯-あかり-＠crew(プロフ) - 初コメ、一コメ失礼します！あ、すきです。志麻くんに首絞められるの見てゾクゾクしちゃった自分がキモくて怖いです(震え声)何時も見てます！更新頑張ってくださいね！ (2020年4月28日 0時) (レス) id: 7ac7f90b4f (このIDを非表示/違反報告)
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