6 ページ6
・
エルヴィンに指示されガスと刃を補充してから班の元へ戻る。
中々見当たらないと先々に進んでいくと木からぶらさがった死体が。
それがグンタであると分かるのに時間はかからなかった。
俺は無言で通り過ぎた。
俺は心のどこかで、他に生きているヤツがいることを願っていた。
が、それも叶わず俺の目に写るのは死体死体死体。
またあの時の痛みを思い出してはこの苦しみを乗り越えなければならないのか…。
すぐそばに巨人の跡が残っている。
顔は消しとんでるがエレンに違いないだろう。
先の方を見ると、女型の巨人及びそれを追いかける兵士が見えた。
俺はその兵士を止め、エレン奪還に目標を絞りこむ。
「目的を１つに絞るぞ。まず、女型を仕留める事は諦める」
「やつは…仲間を沢山殺しています！」
「皮膚を硬化させる能力がある以上無理だ。俺の判断に従え！ エレンが生きている事に全ての望みを賭ける！ 奴が森を抜ける前に救いだす…俺が奴を削る。お前は注意を引け！」
だが不可解な事が２つある。
エレンは女型の口にいるとして……
Aはどこ行った？
無いことではないが、彼奴の死体な見てねぇぞ……
見分けがつかないぐらいに潰されたか、生きてどこかにいるか…
頼むぞ……お前等！！
そしてもう１つは女型の肩にいるアイツだ。
女型の仲間なのか？
いや、今はそれ以外考えられねぇ。
ミカサが女型の前に行き、俺は後ろから女型を追う。
すると肩にのってたヤツが飛び降り、手を噛んだことが分かった。
「何っ！？ マズイ…！！」
雷のような光を纏い、出来上がって行く大きな体。
クソッ……！！ コイツも巨人だったか…！！
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 87人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「進撃の巨人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Sally - すごく良かったです。欲を言えば戦士隊たちとの絡みがもっと見たかった…！また進撃の巨人の作品を作って下さることを祈っています。 (2020年8月22日 0時) (
レス) id: 030d632589 (このIDを非表示/違反報告)
天雪(プロフ) - エルウィンになってますけど、正しくはエルヴィンですよ (2020年5月9日 16時) (レス) id: 9e97a6dad3 (このIDを非表示/違反報告)
くー - とっても面白いです！まだ続編ってありますか？あったら、更新楽しみにしています！ (2018年11月21日 23時) (レス) id: 940be2f03f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ピンク | 作成日時：2018年10月7日 13時
