あなたとの出会い６ ページ7
リヴァイと無言のまま長い廊下を歩く。
ここなら腕を振りほろいで逃げることは可能だ。
だが、こいつ予想以上に握る力が強い。
逃げようとすると腕折れるんじゃないか…？
黙ってるしかないのか
リヴァイ「お前、もう体は平気なのか？」
「まぁ動くことは可能だけど治ったばかりだから前線にでるなってさー」
リヴァイから話しかけてくるなんて久しぶりだ。
基本話す時は私からだからな何かつい笑ってしまう。
リヴァイ「なにがおかしい」
「お前から話しかけてくるのが以外でさ！」
リヴァイ「削ぐぞ」
「はいはい」
こうして話していると、いつのまにか新兵たちが集まっている
訓練所についてしまった。
「新兵だけにしては多くない？」
リヴァイ「なんのことだ？調査兵団全員と俺は聞いているが」
嘘だろ…
私は新兵だけだってハンジから…
「あの奇行種後で殺す」
ざわざわとしている中教壇に上がるリヴァイ。
リヴァイがいると気づいた兵士達は先程まで
うるさかったのに静まり返っている。
リヴァイ「新兵は知らないようだが今から副兵士長を紹介しよう」
いや、急に上がったらいきなりそれ言う！？
なんかもうちょっと言葉をさ変えてくれてもいいじゃん。
兵士「Aさん治ったんですか！？」
兵士「やったー！！Aさーーーん！！」
私はため息を吐きながら教壇に上がる。
リヴァイはフッと笑っていた。
リヴァイ「お前人気だな」
「ふざけんな」
エレン「この人がリヴァイ兵長の次に強い人」
黒髪の青年が呟いた。
その呟きは私には当然聞こえるはずがない。
「私はA。調査兵団副兵士長である。嫌いなものは巨人。好きなものは自由よろしく以上！」
きまった…！！
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作者名：雷音 | 作成日時：2017年5月13日 1時
