ぼIんIちゃIんI達の体調が悪いみたい 3

性同一性障害　メフィスト ページ47

…あぁ、授業が終わって帰りの会になってしまった…

今から言わないといけないんだけど…

大丈夫、大丈夫だよね…

いざとなったらきっとレオちゃんが助けてくれるはず…

「今日はお前らに報告があるんだ」

「え、えっと…」

ネロくんとマリアちゃん、エレナちゃんの視線が…

もうここまで来たらあとには引き下がれないよね…

「実は…隠してたんだけど、僕、性同一性障害なんだ…」

「そうだったんですか…！？」

「うん…隠しててごめんね」

「いやいや、全然良いですよ！っていうか今までごめんなさい！」

「言ってなかった僕が悪いんだから、謝らなくてもいいよ…？」

「よし！決めた！メフィスト先生！今日マリアとネロとウチと一緒に服買いに行こうよ！」

「え…？」

「僕も賛成！良いアイディアはあげられないかも知れないけど、協力するよ！」

「賛成よ！私もメフィストに合いそうな服知ってるわ！メフィストはどう？」

「僕は良いけど…本当に良いの？」

「うん！さ、行こ行こ〜！」

「…うん、ありがとう…！」

タッタッタッタ

「…メフィスト、良かったな…でも…俺も誘って欲しかったぁぁぁぁああああ！！！」


完

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