ぼIんIちゃIんI達の体調が悪いみたい 3

性同一性障害　メフィスト ページ45

今回の話はメフィストの話です！
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メフィストside

ふぅ〜授業終わった〜

職員室に戻って資料でもまとめようかな…

ガラガラガラ

「あ、レオちゃん！」

「げ、メフィストかよ…じゃあ俺、教室行こうかな…」

「凄い失礼じゃない？」

まぁいいか。

資料まとめよーっと…

僕は黙って資料をまとめているけれど、レオちゃんはずっとこっちを見てくる。

「レオちゃん、どうしたの？僕何かおかしい？」

「いや〜…メフィストってさ、女みたいだよなぁ〜」

「…女？」

僕は凄くびっくりした。

レオちゃんからは今まで言われた事無かったし、

今更感は半端無い。

「だって結構髪は長めだし、ピアスとかつけてるし、なんかこー、色々女だよなぁ…」

「…レオちゃん、それ、普通の男の人にいったら凄い失礼だよ？」

まぁ、僕はそう見えるように努力してるんだけどね。

「え、女になるために努力してたのか？」

「あーそっか、レオちゃんは心読めるんだったね」

失敗した…言わないつもりだったんだけど…

でもこっちを見ているレオちゃんは凄く真面目な目をしている。

さっきまで凄く暇そうな顔だったのに。

「…秘密」

「え〜良いじゃねぇか〜友達だろ？」

レオちゃんってこういう時にだけともだちって言ってくるね。

「秘密を共有できないなら友達じゃねぇな。

今からメフィストは他人だ。」

「ちょ、ごめんって…！」

もう…僕がその言葉に弱いって知ってて言ったでしょ…！

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