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アムカ ページ40

レオナードside

「‥分かりました。何かあれば遠慮なく頼ってくださいね…」

ガラガラガラ ガチャン

……嘘だ。ネロのその顔は、後からメフィストに言おうとしてる。

どうせネロも俺の居場所をとるんだろ。

…一応ついていくか。

俺はネロにバレないように、慎重についていった。

ネロはいつもメフィストがいる理科室に向かった。


ガラガラガラ ガチャ

「失礼します、メフィスト先生…」


ネロは中に入っていったが、さすがに俺も教室の中に入ったらバレるよな。

俺は中の音がぎりぎり聞こえるくらいの場所で、中の様子をうかがう事にした。


「あ、ネロくん、どうしたの?」

「メフィスト先生…」

ネロは、俺がしていた事を何も隠さずに全部言った。

やっぱり俺の居場所を取ろうとしてるんだろう。

俺がこんな事してるって知ったらメフィストも離れていくだろ。

そう思うと、このまま話を聞いていたくなくなり、教室に戻る事にした。

ガラガラ ガチャン

「…血とか拭かねぇとな」

血さえ無ければ、頑張ればメフィストに嘘だって突き通せるかな。

そんな事をぼーっと考えながら血の始末をし終えると、ちょうど教室の扉が開いた。

ガラガラガラ

「メフィスト…ネロ?」

やっぱり来たか。

「良いよ。ここから出てくよ」

「ちょ、待ってください、レオナード先生!」

「俺がこんな事してるって知って、気持ち悪いだろ?出て行って欲しいだろ?

お前らの望み通り、出て行ってやるよ」

「レオちゃん、僕達はレオちゃんがなんでこんな事をしたのかが知りたいだけなんだよ?

気持ち悪くなんてない。出て行って欲しくもない。そんな事望んで無いんだよ…?」

「だって、こんな俺だぞ?明るさだけが取り柄なのに…!」

「そんな事無いです!確かに、少しいやだなぁって思う事もありますけど、

いつも実は僕達の事を考えていてくれて、

守ってくれる先生が大好きです!

僕達が悲しい時、寂しい時、先生は優しく話を聞いてくれる。

だから、僕も先生が悲しい時、寂しい時、話を聞いて解決したいんです…!」

「ほら、話してみて?大丈夫、誰にも言わない。僕達を信じて?」

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ユメ@金魚うぇーい教おいしい美茶教占ツク同盟(プロフ) - 季節ハズレの雪だるまさん» 結構飽き性な私ができたので、きっとできますよ! (2021年4月11日 19時) (レス) id: e02f1d7237 (このIDを非表示/違反報告)
季節ハズレの雪だるま - 私もそういうのを続ける努力がほしい…! (2021年4月11日 15時) (レス) id: 4a68dd3150 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ@金魚うぇーい教おいしい美茶教占ツク同盟(プロフ) - まーしーさん» ありがとうございます…!私も最初はなんとなくで書いたので、ここまで書き続けられる事にびっくりしてますw (2021年4月11日 9時) (レス) id: e02f1d7237 (このIDを非表示/違反報告)
まーしー - こういうの書けるって凄いですね! 憧れます! (2021年4月10日 14時) (レス) id: 4a68dd3150 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ@金魚うぇーい教おいしい美茶教占ツク同盟(プロフ) - 虎屋の蜂蜜ようかんさん» おけ!もっちろんできる★ありがとぉぉおおお!! (2021年3月22日 21時) (レス) id: e02f1d7237 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユメ | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2020年10月8日 6時

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