ぼIんIちゃIんI達の体調が悪いみたい 3 (ページ31)

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メフィストアルツハイマーページ31

[レオちゃん、今日何日だっけ？]

[え？今日は27日だぞ？]

[あぁそうだったね]

[お前、さっきも聞いてきたよな？]

[え？そうだっけ？]

覚えてないや・・・

[お前最近ヤバイんじゃねぇか？病院行た方がいいんじゃないか？]

[そう？やっぱり、こんな使えない僕なんか、

レオちゃんは嫌いだよね。もしかして心配してる？]

[そりゃあ当たり前だろ！同僚だし、一応昔からの付き合いなんだからな！]

[そんな心配されるべき存在じゃないから。無理に僕のこと

心配しなくていいからさ。どうせ心の中ではわらってるんでしょ？

分かってるよ。こんなに色んな事をわすれる、馬鹿で欝陶しい僕なんか

いる必要ないんだもんね]

[おい！何いってるんだよ！]

[何かある？]

[違えよ！別に馬鹿でも欝陶しくもねえよ！]

そんな事いわれても信じられない。

[あのさ・・・俺調べてみたんだ。お前が心配になって、自分から]

[・・・自分から？]

[そう。誰かに強制されたんじゃなくて。それだけ俺はお前が心配になったんだよ！

俺を心配にさせるほどお前はまだ好かれてるんだよ！]

レオちゃんが僕を心配して・・・

[お前はアルツハイマーかも知れねぇんだよ！だからその物忘れも

しょうがないんだよ！いっかい病院いってみようぜ？]

恥ずかしさなのか、怒っているのか分らないけど、

僕の為に顔を赤くしてまで言てくれた。

これがアルツハイマーのせいなら、

治療したら軽くなる・・・？

じゃあ病院にいった方がいいのかな？

[判断はお前にまかせる。俺の身体じゃないしな。ただ、行くことをおすすめする]

[・・・レオちゃん・・・]

キーンコーンカーンコーン

[そろそろあいつらが戻ってくるな。今日はもう授業ねぇだろ？

さっさと帰れよ。お前の顔なんか見たくねぇよ]

[・・・ふふ]

[何が面白いんだよ！]

[いや、なんでもないよ？また明日ね]

[あぁ。じゃあな]

ありがとう。

レオちゃんが僕が病院に行きやすいように

してくれたの、ちゃんと気づいてるよ？

ありがとう。