ぼIんIちゃIんI達の体調が悪いみたい (ページ43)

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急性アルコール中毒　レオナード　(嘔吐あり) ページ43

メフィストside

え…えっと、頭と肩は少し高くして、服も少し緩めた…

えっとレオちゃんの顔色は何だ?!

赤い！じゃあ冷やさないと…！

「レオちゃんもうちょっと待って！」

「早く…しろよ？」

「分かってる！」

えっとタオル濡らして額に置けばいいよね？

ポフッ(タオルを掴む)

ダッ(ダッシュ)

ジャー(濡らす)

ギュッギュッ(しぼる)

ダッ(ダッシュ)

「はい！」

「へ？」

ピトッ(額に貼り付けた)

「顔を冷やさないと…」

「そうか…ぅ」

「ん？最後何か言った？」

「い…いや何も…」

「？そっか…」

そういえば…吐くかもしれないから洗面器用意しておこう…

タッタッタッタ(駆け足)

ポフッ(洗面器をベッドに置いた)

「吐くときはここに遠慮なく吐いていいから」

まぁこう言っても、レオちゃんはギリギリまで我慢するからね…

あんまり言葉の意味が無い…

「ん…」

レオちゃんなら「はいはい」とか「わぁったわぁった」(分かった分かったがなまった)

とか言うのに…

あっもしかして吐き気するのかな？

「え？レオちゃん大丈夫？吐き気するんじゃない？」

「……少し」

「そういうのは早く言ってほしい…」

「おぇぇぇ…」

まぁいいけどさ…

「…」うつらうつら…

凄い眠そう

「眠いの？」

「そ…そんなことないし！」

「ふぅん…」

何で素直に言わないんだろう…

「あっもしかして本当なら授業中だからねたらダメって思ってる？」

「…そんなこと…」

「寝ていいよ？」

「……おやすみ」ZZzz ZZzz

さて、寝たら温度に注意だね…

レオナードside

んん…あれ…何で保健室で寝てるんだっけ…

「あっレオちゃん起きた？」

あっそういえばアルコール飲んだんだっけ…

今はもう酔いは覚めたな…

「もう酔ってない？」

「おう、元通りだ」

「そっか！酔いが覚めたら水分のませないと…はい！」

何だこれ…すげぇ危険な色してんだが…

「こ…これって飲めるやつか…？」

「…………当たり前…でしょ？」

待て、その間は何だ!?

「はい飲んで！」

「えっちょっまっ！」ゴクゴクゴク

「うぇ…苦っ」

「これで治るはず！」

はずってダメだろ…

俺で実験したのか…？

「何か新しい病気になりそうなんだが?」

完