ぼIんIちゃIんI達の体調が悪いみたい

金魚病　ネロ ページ21

レオナードside

「ふぅん…なるほど。体に…うろこが出てきたんだね?……」

急に表情が険しくなったんだが…そんなにヤバいのか…?

「分かったか?」

「いや…そんなわけ…ありえない…嘘だ…(ボソッ)」

急にブツブツ呟いて…

「大丈夫か…？」

「僕って危険な病気か何か何ですか‥」ブルブル

ネロの声も震えてる…怖いのか…

「大丈夫だ、ネロ」ポンポン(頭をポンポンって…)

「……ネロ君、息苦しさは…ない？」

メフィストの声も震えてる…

そんなにヤバい…のか…？

「ネロ君は…いや、違うと信じたい…でも言うべきか…」

「メフィスト、落ち着け、ネロの病気は何なんだ…？」

大丈夫…だよな…

「多分…多分だよ？金魚病…じゃないかな」

「「金魚病…？」」

何だそれ…

「金魚になったりすんのか？」

はは！そんなわけないか♪

「そうだよ」

「……は？」

嘘…だろ？

ネロが金魚になるのか…？

そ…そうだ！

「治療法は!治療法はなんだ!俺なんでもするから！」

「レオナード先生…」

「ない」

「…は?」

嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!!

嫌だ…

「最後はどうなるんだ！」

「…金魚みたいに体がうろこで埋まって、水中呼吸しかできなくなる…」

「うそ…だ」

「せ…先生…僕が金魚になっても、見捨てないでくれますか…？」

「当たり前だろ！でもどうにかして治す！」

原因が分かれば治せるかもしれねぇ！

「メフィスト！原因は！」

「…分からない…分からないんだ…皆突然発症して、どうすることも出来ずに金魚病に蝕まれていく…そういう人をもう何人も見てきた…中にはレオちゃんみたいに治すって言った人もいたけど…」

「治せなかったのか…」

「ごめんね…」

「……」


〜??日後〜

「ネロ〜ご飯だぞ〜今日は特別に高級なやつ買ってきてやったぞ〜」

「」プクプク

「はい、これだ」パラパラパラ

「」パクパク

もうネロと喋ることもできねぇのか…

「あっ先生ずるい〜うちもやりたい！」

「ちょっとエレナは昨日やったでしょ！次は私の番よ！」

「マリア！レオナード先生は何回もやったんだよ！」

「今はエレナに言ってるの！」

良かったな、ネロ…

めっちゃ恵まれてんな…

「聞いてるの!?レオナード！」

「ん？聞いてなかった」

「レオナード…？」

「えっちょっ待て！ここで魔法使うんじゃ…」バーーーン!!

「「うわぁぁ!」」

「!?」ジャブジャブ(焦ってる)

「マリア!こっちにまで被害が!」

「ネロの水槽を倒したんだが!」

完

ストレス性吐き気？　メフィスト→←金魚病　ネロ

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキー宝石　(頑張って書いてみたが、簡単に手に入る物ではない…)

ガーネット

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