お塩くんとお砂糖くん4

Alan ページ2

.
.








玲於と人生ゲームやりながら

ケラケラ俺の隣で笑うこの子は





やっと、俺のモノになった Aちゃん。








玲「うわ！！Aちゃん結婚かよ！」



『わーい、よし、亜嵐くんを車に乗せてしまえっ』


玲「惚気んなのろけんな〜」







玲「貴方のとこの彼女サン、もう結婚とかいってますけどぉ〜」




亜「玲於がもうちょっとガキじゃなガキじゃなくなったら考えなきゃなー」




玲「……はぁー！おれ、ガキじゃねぇ！！」









こんな感じで玲於とはもう

すっかり、仲良し。





……玲於が俺のこと、どう思ってんのか知らないけど



もしかしたらめちゃめちゃ

気を遣わせてるのかもしれないけど








……そうだったらごめんな、れお









『あー！！！！玲於くん、そーいうところがガキ！赤ちゃん！』



玲「赤ちゃんじゃねぇしー。ミルクのまなしいしー。」









拗ねて人生ゲームをひっくり返した玲於に

ぷりぷり怒るAちゃん。





そうやって怒ってる顔でさえ

俺には可愛くて、愛しくて堪らない








亜「もー。Aちゃんは俺と一緒に遊ばなきゃダメー。」









そっとAちゃんの肩を抱き寄せたら

肩をびくっとさせて、顔を真っ赤に染めた。









『……みんな、みてるよ……』



亜「照れてるのー。かわいい」









Aちゃんの操作していた車は

なんとAちゃんの手に大事そうに握られてて。








『へへ、守りきった』


亜「一家を支える、お母さんになるんじゃない？」


『ええ、逞しすぎるよそれ』









だけどその車の中には


ピンクのピン そう、Aちゃんは

乗っていなかった









亜「あれ、Aちゃん鈍臭子」


『なんか臭そう！！ヤダ！！！！』









.
.

Alan→←sugar..

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す