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玲於side
長期間の収録がやっと終わって
久しぶりに飲みに行こうってリーダーの誘い。
いつもだったら何も言わずに喜んでついていくけど
今日は例外。
またあいつの呼び出しを食らった。
そう、あの浮気女。
都合よく使われてんなーって
ムカつくし虚しいけど今の俺にはあいつしか居なくて
あいつが居ない毎日なんてなんのために生きていけばいいの？俺。完全に依存してる。
そろそろ蹴りつけろってメンバーに言われるけど
結局はいはいって流すだけで
俺の気持ち、言葉にはならなくて。きっとしばらくこの悲しい関係は続くんだなって。
そんなこと考えながら近くのコンビニでビールと適当につまみを買って通い慣れたマンションに向かった。
ただいまって言うとおかえりって。
いつもと変わらないその笑顔。それ、全部ニセモノだろ？他の男にも、なんて考えても虚しいだけだから。
ご飯は？って聞くから食ってきたって答えた。
もちろん何も食べてない。だけどなんか食欲わかなくて。今美香の料理食ったらなんか泣きそうで。
なんでかなんて全然わからない。
皿洗い終わらせてキッチンから出てきて
ソファーに座る俺に隣に座れとでも言うように
ラグをポンポンと叩いてる
ここに引っ越してきたときにお祝いって言って買ってあげたピンクのラグ。
少し小さくて2人で座るのは丁度いい。
仕方ねえなって笑いながら指定された場所に移動する
ふと覗いた横顔はやっぱり綺麗で
あぁそうだ。この綺麗な横顔に一目惚れしたんだって
美香 ｢え、なに？なんかついてる？｣
玲於 ｢別に。相変わらず可愛いなって。｣
美香 ｢ふふ、やめてよ不意打ちは照れる。玲於も相変わらずかっこいいよ大好き｣
そう言って手を握ってくる美香。
玲於 ｢うん、俺も｣
今までの俺なら大好きだよって続けてたと思う。
いや、これは確実。でも口が動かなかった。
あぁ俺、もうこいつのこと好きじゃない。
不安が確信に変わった時何故か凄く泣きたくなった。
翌日からずっと心ここに在らずって感じで
いつも通りスケジュールをこなして帰ってきて
風呂はいって適当にメシ食って、寝る。
そんなルーティーンを毎日続けた。
ふとした時に無性にいちごタルトが食いたくなったけどこんな気分であいつに会いたくねえなって。
変な心配かけるのも。って思って行かなかった。
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りなg(プロフ) - 玲於くんと年上彼女のお話がみたいです！ (2020年2月10日 22時) (
レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - はじめまして！！レオくんとのストーリーが希望です！ (2020年2月10日 18時) (レス) id: 7fb669fa47 (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - はじめまして！玲於と彼女がどーなってくのか楽しみにしてます!(^^)! (2020年2月1日 1時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると | 作成日時：2020年1月16日 23時
