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「あ、着いた降りなきゃ」



玲於 「え、嘘でしょ俺と最寄り一緒じゃん」



「ええ、なにそれちょっと嫌だ」



玲於 「は?なにそれうっざ」



「ふふ、うそうそ」



玲於 「あ、俺南口」



「私北口!じゃあ、ここで」



玲於 「いや、せっかくだし 送ってく」



「いいのに、!」



玲於 「はいはい、いいから行きますよ〜」



ポンっと私の肩を押す



「痛っ、玲於くん力強い」



玲於 「いやどんだけか弱いんだよお前」



「え、謝るとかないの?ねえ」



玲於 「ありませーん」



「はあ酷いなあほんとに玲於くんの意地悪」



その後も他愛のない会話をした
玲於くんって笑う時肩がヒクヒク動くんだとか
真剣な話してるのに笑いながら全然話聞かない事とか
ちょっとつまずくと手を差し伸べるどころか大爆笑してくる意地悪なところがあるってことも
たったの15分で色んなことを知れた



「あ、ここ!なんかすっごく短く感じた」



玲於 「仕方ねえからまた話付き合ってやってもいいよお前面白いし」


笑いながら私がさっき石につまずいたところをジェスチャーしながらニコニコ笑ってる



「ちょっとやめて!あれ結構痛かったんだからね?」



玲於 「まじでおもしれえ最高」



「はあもう、ていうかなんで今日待ってくれたの?」



玲於 「あ、忘れてた 連絡先ちょうだい」



「別にいいけど え、まさかその為だけに?」



玲於 「隼が連絡先聞いといてってうるせえから」



「隼?あー、、ツンツン頭さん!あ、。」




玲於 「え、まって、笑 それはやべえお前」




「ねえ!ほんとにお願い無かったことにして」




玲於 「ぜってえ言ってやる明日」



「ねえやめてよ!隼さん来なくなっちゃったら玲於くんも来なくなっちゃうの?ねえ!」



玲於 「いちごタルトの為だけに行こうかな〜」



「なにそれ!意地悪言ってるつもりかもだけどいちごタルト考えたの私でーす」



玲於 「あ、そうだった」




「ねえ!もうこんな時間明日早いでしょ?」



玲於 「うわ、やべえ明日5時には家でねえとなのに」




「え、5時?はや!なんかごめんね私のせいで」




玲於 「ほんと、お前マジで大迷惑」



「ちょ、そこは大丈夫だよ俺が迎えに来たんだしとか言ってくれても良くない?」



玲於 「言いませーん じゃ、おやすみ」



背中向けながらご機嫌そうに手を振る玲於くん
あの背中抱きしめられる彼女さん幸せだろうなあ
少しだけそう思ってしまった

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りなg(プロフ) - 玲於くんと年上彼女のお話がみたいです! (2020年2月10日 22時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - はじめまして!!レオくんとのストーリーが希望です! (2020年2月10日 18時) (レス) id: 7fb669fa47 (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - はじめまして!玲於と彼女がどーなってくのか楽しみにしてます!(^^)! (2020年2月1日 1時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そると | 作成日時:2020年1月16日 23時

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