【あんスタ】月永レオ、恋をする

恋心 ２４ ページ24

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「お前…体冷えてんじゃん！」



「月永くんも、人の事言えないよ」





お互い、体が氷のように冷えるくらいお互いを探していて





何か、心が通じ合ってるみたいで嬉しかった





「月永くん。渡したい物があるの」



「本当か！？実は俺もなんだ！」





そう言って、俺はバッグの中のプレゼントを取り出す



「はい、これ！」



「どうぞ、月永くん」





まさかの、差し出すタイミングが一緒





一瞬お互い呆気にとられたけど、すぐにその顔は笑顔に変わる





「わははっ☆何か面白いなっ！」



「心が通じ合ってるのかもね！以心伝心ってやつ？」





そう言いながら、プレゼントを交換する





“Present for you”と筆記体で書かれた洒落たシールがついた黒い箱





ドキドキしながら、ゆっくりとその箱を開けた





そこに入っていたのは





「おぉ〜、手袋か！」



「そう。月永くん、いつも手に息を吹きかけてたから。作曲もしやすいようなやつを選んだの」





未開封のプレゼントを両手で大事そうに持ったまま、Aは首を傾げて聞いてきた





「気に入ってくれた？」



「ああ、勿論だ！ありがとな！」

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