ツ ン デ レ 彼 氏 。

# 記念日 ページ5

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今日は 玲於 と付き合って 2年の 記念日


玲於 覚えてるかな ？？





｢ 玲於 〜〜 ｣





玲 ｢ … ｣





｢ む ｣





これは 忘れてるな


なんだ 、私だけか





｢ たあくん ーー ｣




裕 ｢ 何したん ｣





｢ 今日 ね 何の日か知ってる ？ ｣





裕 ｢ 知ってるで 。 2年記念日 やろ ？ ｣





｢ そうなの ーー でもね 玲於 忘れてるみたい ｣





裕 ｢ そうなん 、おいでや ｣





よしよし 、って 言って たあくん が 背中を さすってくれた




隼 ｢ A どうしたの ？ ｣




裕 ｢ 玲於 が記念日 忘れてん ｣





隼 ｢ そういうこと ｣





.





｢ 玲於くん 〜〜 帰ろ 〜〜 ？？ ｣





玲 ｢ ごめん 今日 用事あるから 帰れない ｣





｢ え 、 ｣





玲 ｢ あと ちょっと遅くなるかも ｣





｢ どれくらい ？ ｣





玲 ｢ わかんね ｣





｢ … そ 。ご飯は ？ ｣





玲 ｢ 作っといて ｣





｢ … ん ｣





玲 ｢ じゃ ｣





.





せっかくの 記念日なのに 。


玲於 、何したのかな


嫌われた 、？


家に帰ってから 色んなことを 考えながら


ご飯 を作り終わった




｢ … 玲於 が帰ってくるまで 待ってよ ｣




ソファ でゴロゴロ してたら


いつの間にか 寝ちゃってた




玲 ｢ … い 、おい 、｣





｢ … ん 、れ お ？ ｣





玲 ｢ 遅くなって ごめんな 。ただいま ｣





｢ おかえり 。お腹すいたでしょ 食べよ ？ ｣





玲 ｢ おう ｣





部屋から 出ていく 玲於 の腕を掴んだ






玲 ｢ なに ？ ｣





｢ … 今日 なんの日か覚えてる ？ ｣





玲 ｢ … ん ？ ｣





｢ … もう いいや ｣





覚えてないんだ 、やっぱり


寂しかった


私だけ なんだと思って 。




｢ … ごめん 、ご飯の 準備してくるね ｣




泣きそうな 顔を見せないように


下を向きながら 支度にむかおうとしてた


その時 後ろから 玲於に 抱きつかれた




｢ … なに ｣





玲 ｢ 忘れてると 思う ？ ｣





｢ え 、？ ｣





玲 ｢ 2年記念日 でしょ ｣





｢ だって 、今日の 玲於 いつもより 冷たかった ｣





玲 ｢ … ｣





｢ 帰りも 遅かった ｣





玲 ｢ … はい ｣




玲於 がパーカー をくれた



玲 ｢ これ 買って遅くなった 。 おそろい ｣





｢ … すき ｣





玲 ｢ 俺は だいすき だけど ？ ｣





｢ ふふ (笑) ｣







最高 の記念日 でした





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