――L i e°.*о'１０ ページ10
しばらく話をしていた私と天宮くん。
天宮くんは、学校とは変わらず、明るいトーンで話してくれるから、とても話しやすかった。
そんなとき、急に問い掛けられた。
「霧沢さん、指名とか、は……」
「指名？指名って、あの、この人がいいーとかの、あれ？」
「んー、そうなんだけど、その様子じゃ、まだいいかなって。」
指名、か…これ、選んじゃったらきっと……いや、この店の常連にならなければいけない気がする…
なんか、それだけは避けたい。
誰かにこの店に通ってることがバレたら、なんて思うと、自然に気がひけた。
「う、うん、まだ、いいかな。」
「わかった。なら、また今度ね。」
「…ごめんね。」
無意識に出たその言葉。
「え？なんで謝るの？大丈夫だよ、初めてでいきなり指名してくださいとか戸惑わないほうが珍しいよ、」
と、優しく笑いかけてくれる、天宮くん。
彼が人気な理由がわかった気がした。
*
「じゃあ、帰るね。ありがとう。」
「いいえ。」
私は、ぱぱっとお会計を済ませ、店を出る準備をした。
結局、帰るまで天宮くんにはずっと一緒にいてもらった。
学校のこと、家のこと、私自身のこととかも、結構いろんな質問を投げかけられた。
反対に、私が「なんで、私にあの手紙が？」と質問すると、
「それは、その…ランダムで、ね！！店長が選んだんだ。うん。」と、あまり信用できない口調でそう話された。そういうことにしておこうと思う。
「えと…また、明日。」
「うん、また明日学校で。またのご来店を、お待ちしています！」
さくちゅ
続く (更新停止中)
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あづにゃん(プロフ) - 那桜さん» いえいえいえ!!これからも頑張ってください><* (2014年10月24日 22時) (
レス) id: 97173182ec (このIDを非表示/違反報告)
那桜(プロフ) - あづにゃんさん» 天才のての字も文才のぶの字もないのですがありがとうございます！！！ (2014年10月18日 17時) (レス) id: e2d1d8958e (このIDを非表示/違反報告)
あづにゃん(プロフ) - 那桜さん» 天才ですね!!こんな文才があるなんて!!もうホント羨ましいです><´* (2014年10月18日 11時) (レス) id: 97173182ec (このIDを非表示/違反報告)
那桜(プロフ) - あづにゃんさん» ありがとうございます！！ (2014年10月17日 17時) (レス) id: e2d1d8958e (このIDを非表示/違反報告)
あづにゃん(プロフ) - 夢主ちゃんめっちゃ可愛い((>ω<´* (2014年10月13日 8時) (レス) id: 97173182ec (このIDを非表示/違反報告)
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