――L i e°.*о'８ ページ8
「おかえり、お父さん。ごめんね、帰ってくるの遅くなっちゃった。
もう少しで出来上がるから、ちょっとだけ待ってて。」
「あぁ。」
夕飯を作っていた途中。父が帰ってきた。
黒いスーツに身を包んだ中年の男性臭をプンプンさせるというか中年男性だ。
母は、時々仕事場に残って、一人で作業する日があるのだが、それが最近多くなってきた。
「はい、できた。」
できた料理を皿に盛り付け、リビングのテーブルに置く。
「今ご飯持ってくる。食べててもいいよ。」
そう言って、キッチンへ戻る。
そしてさっきの話に戻るが、別に多くなってきたからどうということはなく。
まぁそれほどお母さんの仕事が多いというだけだろう。
父と自分の分のご飯をお茶碗に盛り、リビングへ戻る。
「はい。麦茶でいい？」
「うん。」
流石に疲れているのだろう。元気のない声でそう返事をした父。
母もそうだが、いつか倒れたりしないだろうか。
「…いただきます。」
お茶の注がれたコップをふたり分、テーブルに置き、やっと座ることができた。
こういう日があってもいいのだが、流石に毎日だと疲れるので、母には早めに仕事を終わらせ帰ってきて欲しいのが本音だが、いろいろ楽をしていると考えると、それ以上何も言えない。
静かなリビングに、皿の擦れる音がなった。
*
「はふー…」
家事が終わり、部屋でのんびりしていた。
宿題は…まぁいっか。
「あー…あー…」
よくわからないうめき声をあげて、私は決心した。
「よし、散歩行こう。」
パッとベッドから起き上がり、携帯と一応財布を持ち、階段を降りる。
「どこかに行くのか。」
お父さんがリビングでテレビを見ているのに出会した。
「うん。ちょっと散歩」
「そうか、気を付けろよ。」
「…はい。」
お母さんはまだ帰っていないようだ。
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あづにゃん(プロフ) - 那桜さん» いえいえいえ!!これからも頑張ってください><* (2014年10月24日 22時) (
レス) id: 97173182ec (このIDを非表示/違反報告)
那桜(プロフ) - あづにゃんさん» 天才のての字も文才のぶの字もないのですがありがとうございます！！！ (2014年10月18日 17時) (レス) id: e2d1d8958e (このIDを非表示/違反報告)
あづにゃん(プロフ) - 那桜さん» 天才ですね!!こんな文才があるなんて!!もうホント羨ましいです><´* (2014年10月18日 11時) (レス) id: 97173182ec (このIDを非表示/違反報告)
那桜(プロフ) - あづにゃんさん» ありがとうございます！！ (2014年10月17日 17時) (レス) id: e2d1d8958e (このIDを非表示/違反報告)
あづにゃん(プロフ) - 夢主ちゃんめっちゃ可愛い((>ω<´* (2014年10月13日 8時) (レス) id: 97173182ec (このIDを非表示/違反報告)
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