三十四 ページ4
「…これ。」
「ありがとう。」
「少し、落ち着こう。」
カルナが、
三人に紅茶を入れて差し出した。
確かに。
少し、落ち着いたほうがいい。
頭を整理してのぞんだほうがいい。
多くの戦を経験してきたカルナの判断だ。
ギアッチョが、
飲んでいる余裕はないと言ったが、
カルナが無理やり飲ませた。
カップを思い切り突きつけられた彼は
グフッ…となった。
それをメローネとリゾットはフフッと笑う。
怒るギアッチョだったが、
何だかスッキリした。
少し気負い過ぎていたのかもしれない。
チッと舌打ちをしながら茶を啜った。
「…お前がいれたのか。」
「…まあ。…まずいか。」
「いや、逆だ。」
「…じゃあ、また入れてあげる。」
おう。
と、ギアッチョが笑った。
リゾットは少し安心する。
さっきまでの重い空気が、
少しずつ変わっている。
お世辞にも明るいとは言えないが、
軽くなった気がした。
カルナがいてよかった。
ふいに携帯を見た。
なんとなくネットを開いていると、
一つの記事を見つけた。
それは、リゾット達を驚かせるものだった。
「列車が…。」
「？どうしたの？」
プロシュートとペッシが
乗り込んだ列車が、
事故によって止まっていたのだった。
―――――――――――――
ギアッチョ…。
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蓮水(プロフ) - 白狼さん» あいよおおおおおおおおおおおおおお！！！！！ (2015年5月16日 10時) (
レス) id: c1c662ae2f (このIDを非表示/違反報告)
白狼 - よし！読み終わったよおおおおおおおお！！！感想はまたLINEで詳しく言うね！！ (2015年5月15日 14時) (レス) id: 69d595aaed (このIDを非表示/違反報告)
蓮水(プロフ) - 華宮霧緒さん» プロシュート？マジかいｗｗ (2015年4月25日 15時) (レス) id: c1c662ae2f (このIDを非表示/違反報告)
華宮霧緒(プロフ) - を壊してしまったよ!オワタよ!全てが終わった…占いツクール更新できない、LINEできねぇーw (2015年4月23日 19時) (レス) id: a7ba05211c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮水 | 作成日時：2015年4月12日 17時
