妹さんを僕にください！ ５０ ページ3
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｢お疲れ様でした〜！
A、帰るで〜。｣
『あ、はーい！』
レッスンが終わって、
しょお兄と海ちゃんと廉くんと外に出る。
前よりは暖かくなったけど
それでもまだ肌寒くて。
｢まだちょっと肌寒いなぁ…
A、上着持ってないけど大丈夫？｣
『こんくらいなら大丈夫！笑』
心配したしょお兄が声をかけてくれる。
まあ、大丈夫とは言っても
やっぱり少し寒いなぁ〜と思っていたら、
ふわりと肩に温かいなにかがかかって、
驚いて見てみると、廉くんのコート。
隣を見上げると優しく笑う廉くん。
『えっ…ちょ、廉くん！！』
｢本当は寒いやろ？笑｣
『いや、ほんとに大丈夫だから！！
どう考えても廉くんの方が寒いでしょ！？』
｢はいはい黙って着ましょうね〜笑
ほら、袖通して。｣
『え〜………』
｢俺こう見えても重ね着してるから
めっちゃあったかいし、
Aちゃんに風邪ひかれたら困るし。笑｣
だから大丈夫、と言わんばかりに
コートを着せてくる廉くん。
大きいし、今まで廉くんが着てたってのもあって
すごく温かい。
そういえば、前もこんなことあったなって思って
思わず笑みがこぼれる。
｢えっ、何笑ってるん。笑｣
『いや、前もこんなことあったな〜って
思い出してた。笑』
｢せやなぁ〜…
会って２、３日くらいの時やっけ？笑｣
そんな話をしながら歩いていると
前を歩くしょお兄がいきなりバッとこっちを向いて
｢まって！！！俺、忘れ物した！！！｣
『え？！どこに？！』
｢レッスン室にハット忘れた！！
うわ〜あれ毎日被ってるやつやから
ちょっと取りに行ってくるわ！！｣
『大丈夫？一緒に行く？』
｢いや、さすがに暗いから、
Aは先に帰った方がええな。
…でも1人は寂しいから海人一緒に来て！笑｣
｢俺は？笑｣
｢廉はAのこと送る係！
じゃあ行ってくる！海人行くぞ！｣
｢おう！
じゃあ、廉とAちゃんまたね〜！｣
『うん！海ちゃんまたね！笑』
来た道を走っていくしょお兄と海ちゃん。
……ちょっとまって。
これってもしかして、
廉くんと２人で帰るってこと！？
廉くんの方を見ると、スマホを操作してるみたい。
メッセージが来てたのかな？
｢…じゃ、行こっか。笑｣
『うん。笑』
あ〜緊張する……
.
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ゆっぴ - シスコン紫耀クン、廉クンに妹を差し出すのがカッコいい。そろそろ紫耀ママ出てきて紫耀くんと主人公と3人で妹ちゃんが廉くんと交際したことの恋バナ聞きたい。可能ならキンプリメンバーに妹ちゃんが新メンバーになって欲しい (2021年2月17日 21時) (
レス) id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
ﾌﾏﾌﾏ - とても面白いです!!ずっと見ていたい気分です(笑)更新頑張ってください！応援してます！ (2017年7月3日 16時) (レス) id: d556a3274b (このIDを非表示/違反報告)
あおじー(プロフ) - すごくリアルで面白いです！更新頑張ってください！！ (2017年4月6日 19時) (レス) id: 6c4b76750c (このIDを非表示/違反報告)
風華 - 更新楽しみにしてます！ (2017年4月5日 18時) (レス) id: 7ee83574dc (このIDを非表示/違反報告)
あめ子(プロフ) - KANATAさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！できる限り更新しますね！笑 (2017年4月3日 23時) (レス) id: 1a5af4fc3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめ子 | 作成日時：2017年3月13日 21時
