Living life (ページ13)

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丈一郎side

俺は、ずっとしたかった一人暮らしをすべく、ある空き家に向かった。

すると何故か、先約が。

何やねん。空き巣か？

いや、にしても空き家やから取るもん無いしな。

『おい、俺の家でなにしとんねん。』

驚いた顔で振り向いたのは、女の子。

確か、クラスが同じだった筈。

名前は思い出せないが。

‴おれんち？‴と聞いた彼女は訳が分からない様子。

『今日からここ俺んちなんやけど』

『いや、私んちやし』

お互い状況が理解出来ず、不動産に確認すると

まさかの手違いだから一緒に住めと。

よく男女をひとつ屋根の下に住まわせようと思ったよな。

そんな訳で住んでいるうちに、Aの事を知っていった。

料理が上手いこと。

俺というモテモテに興味がないこと。

大橋と幼馴染みで仲がいいこと。

そのクセ男に慣れてないこと。

彼女の事を知る度に、胸が高鳴るのを感じていた。

これが何なのか、察するのに時間は掛からなかった。

けれども、Aの傍には必ず大橋がいる。

家では俺が1番近くにいるけど、学校では俺が入り込む隙なんて1ミリもなかった。

『やっぱり、入り込む隙はないんかな…』

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まいど!!

更新遅くなってすみませんm(_ _)m

これからも亀更新ですが頑張ります!!