うずまきにて ページ4
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「それにしても……あなた達二人が揃ってると恐ろしいわね」
『待ってそれどういう意味』
太宰の分の珈琲を持ってきてそう云うモンゴメリ。
Aは思わず読んでいた小説から顔を上げる。
モンゴメリは構わず話を続ける。
「それに……驚いたわ。あなた達二人って敵同士だからてっきり仲が悪いのかと思っていたわ。なのに実際は仲が悪そうでもないし……実のところお二人の関係って何なの?」
「彼女」
『彼氏』
「……え?」
モンゴメリの質問に太宰はAを、Aは太宰を指さしながらそう云う。
モンゴメリもまさかそう返ってくるとは思わず呆気にとられる。
「え、……どういうこと……?」
『さぁて、珈琲も飲み終えたしそろそろ帰るとするかな』
「じゃあ私も川にでも行こうかな」
『お前は仕事場に戻れ』
呆気にとられてるモンゴメリを放ってAと太宰は店を出る準備をする。
そしてAが「ここにお代は置いとくな〜」と云って2人は店を出ていった。
モンゴメリは意外な事実に暫くその場から動けなかった。
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零斗(プロフ) - eyeさん» ほっこりな感じを書きたかったんですよ〜^^コメントありがとうございます! (2017年12月31日 14時) (レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
eye(プロフ) - 夢主さん可愛すぎですな!ほっこりほっこりです (2017年12月31日 14時) (レス) id: 4cc54018e6 (このIDを非表示/違反報告)
零斗(プロフ) - 霊魔さん» かわいいですよね〜^^ (2017年12月31日 12時) (レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
霊魔(プロフ) - いいですよね〜ワン©!!私、飼ってますよ〜なんで、嫌いなのか分からない!! (2017年12月31日 12時) (レス) id: 2218c279c9 (このIDを非表示/違反報告)
零斗(プロフ) - Rさん» コメントありがとうございます^^そう言っていただけると本当に嬉しいです!ありがとうございます^^ (2017年12月30日 23時) (レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零斗 | 作成日時:2017年12月29日 18時