検索窓
今日:12 hit、昨日:22 hit、合計:83,988 hit

炎柱誕生日記念(番外編5) ページ5

.


まだ、いき、整えてっ……ないのにっ……!



『ッんん、!ん、ん〜ッ、!!ぁ、ッ、ん、ん〜んッ!んッ、ぅ!』



しかも一度口内に入ってきたと思った飴は、何故かまた私の口内から消えて。
あれ、うそ、どこ、と探せば、煉獄さんが舌の裏に隠してて私は舐められなくて、



何故か飴なんて関係無く、私の舌を吸われた。
続けて上顎を舐められて、びくびくと肩を震わせる私。



それ、私が弱いやつ……っ、!
いつもそれをやられると、力が抜けちゃって、それで、
意地悪な煉獄さんに、好きなように身体を弄ばれちゃうんだけど……



って、あれ……?
さっきまで飴を舐めきろうと必死に頑張ってたのに、今この状況はおかしくない……??
飴どこ?私じゃ届かない位置にある、なんで……?



『ぁッ……んッ、んうッ、!はっ、んんッ、!んぐっ、んんッ、ん〜ッ!』



しかも最初は私も煉獄さんも立ってたけど、
今はなんか、ほぼほぼ煉獄さんに私の上体を机に押し付けられているというか、



ぐぐっ、と押されて私は机の上に倒れ込んだ。
いや、もはやこれは押し倒されたに等しい。



飴も、舐めれないし、っていうか、苦しい……!
涙目になりながら、薄っすらと目を開けた。
すると目を細めて僅かに笑う煉獄さんが目に入る。



あ、あれ……?
おかしいな、なんか楽しんでない?この人、
口移しをする前、はつらつな声で「いいか!!」と私に声をかけた煉獄さんと今の煉獄さんは、明らかに違う。



Aを見てると、割と良く無性に苛めたくなる時があってな!
……俺のせいではない!Aが俺を煽るのが上手いだけだ!



とかなんとか、前に煉獄さんが言ってたけど、あれ、これ私また知らない間に煉獄さんのドSスイッチを押しちゃった……??
え、どこで?!いつ?!



いやでも、流石に煉獄さんも今どういう状況かは分かってるだろうし、ここから出る事を何よりも優先する、はずー……



なんて思っていたら、急にまた私の口内に現れる飴。
あ、ほら、やっぱ、り……
しかしその瞬間、唇が離れた。



「暫く1人で飴を舐めていろ、出来るな?」



この、言い方は、
出来るな?じゃない、ここで出来ない、って言っても、出来なくてもやれ、って言われるやつで……



そんな完全命令形を使う煉獄さんは、どう考えてもそっちのスイッチが入ってて、しかもこれ、私が1番恐れている超理不尽バージョンのドS煉獄さんでは?!



.

炎柱誕生日記念(番外編6)→←炎柱誕生日記念(番外編4)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (218 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2110人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , ドS
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

anna(プロフ) - もうこちらは更新はされないのでしょうか…?お気に入りに登録しておくので、気が向いたらぜひお待ちしてます! (7月14日 13時) (レス) id: dc36689536 (このIDを非表示/違反報告)
ソイク(プロフ) - 続き気になります!無理せず更新頑張ってください!陰ながら応援しています (2021年9月27日 0時) (レス) @page27 id: 145d3835ef (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:神崎セルザ@新垢2 | 作成日時:2021年5月23日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。