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炎柱誕生日記念(番外編4) ページ4

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『ぷはっ、ぁ、んんッ、はぁ、』



と、それなりに頑張って途中煉獄さんが私に呼吸を整わせるためか、一瞬口を離してくれた事もあって何とか飴を溶かしきった私。



口の中に何も残っていない事を確認してからもう一度唇を離す。
そして壁を見た。
しかし、



途中口が離れたため、やり直し



『はぁ、はぁっ、……ぇえッ?!』

「一瞬でも駄目か!中々厳しい判定だな!」

『いや、厳しいっていうか、』

「仕方無いもう一度だ!」

『うそ?!』



息吸うために一瞬くらい良いじゃん!!って思ったけど、この空間の主的には駄目だったらしい。
結構飴溶かすのにも時間かかるんだけど?!
多分5分はかかって、軽く絶望していると、これまた心の準備を整える暇無く次の飴が私の口内に入ってくる。



しかも今度は一瞬も口を離さず、だよね?!
え、私酸素不足にならない??
一抹の不安を抱えながらもまた飴を必死に溶かす。



『ふっ、ぁ、ッんぅ、!んんっ、ん!』



けど私の予想通りすぐに苦しくなっちゃって、も、もうこの1回はまたやり直しでいいから、1回口を離してほしいとどんどんまた胸板を叩くも、



何故か一向に離してくれる気配は無く。



あ、でも、そうだ、!
食べ終われば良いなら、噛んで飴を砕いて飲み込んじゃえば……!!
一瞬で終わるし、出れるのでは?!



と、次はそんな事を考えて、急いで飴を噛み砕いた。
煉獄さんがちょっと驚いていたけど、でもこれで1回息を整えられる。



口を離した。
ついでに、浅い呼吸を繰り返しながら壁の文字を見る。
でも、



飴を溶かさず噛み砕いたため、やり直し



……やっぱり、溶かさなきゃ、だめなのか……!!
私のちょっとした期待はすぐに打ち破られた。



『はぁ、はぁっ……はぁっ、』



だけど、これで一度休憩したらもう一回、今度は死ぬ気で頑張ってみよう。
呼吸も使えば、5分ぐらい案外すぐいけるかもしれない。



まぁとりあえず、今は煉獄さんに1回休憩したいって意思を伝えて、



『はぁ、はぁ、はぁっ、はぁっ、れ、ごくさ……1回、きゅーけい、ッ……しま、せんか……?』

「……」



飴が置いてある机に手をついて、肩で息をした。



すると、



煉獄さんが何やら近付いてくる気配がして
どうしたんだろう、と振り向こうとすれば、顎を指で掴まれて



『へっ、?ぇ、まッ……!』



問答無用で次の飴が私の口内へ。


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anna(プロフ) - もうこちらは更新はされないのでしょうか…?お気に入りに登録しておくので、気が向いたらぜひお待ちしてます! (7月14日 13時) (レス) id: dc36689536 (このIDを非表示/違反報告)
ソイク(プロフ) - 続き気になります!無理せず更新頑張ってください!陰ながら応援しています (2021年9月27日 0時) (レス) @page27 id: 145d3835ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神崎セルザ@新垢2 | 作成日時:2021年5月23日 18時

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