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99.計画通り ページ12

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柱とは言え、やはり男の力には敵わないのがAだ。
それにどちらかと言うと、Aは埋められない力の強さを刀の腕でカバーしているから、こうしてAを刀すら使えない状況に追い込めば、簡単に拘束出来る。



まぁ俺が相手だから油断している、という事も勿論あるが。



そうして身動きを取れなくしてから、もう一度スカートの中に手を差し込み。
下着をズラして指を這わせながら、Aの意識をそちらに向けている隙に太ももの裏にも所有印を二つ。



内側寄りにも一つつけて、Aのスカートを元に戻した。
……我ながら良い位置だ、スカートでは丁度よく隠せない位置につけられた。



内側の所有印も、この位置ならAが動けばチラチラ見える、満足だ。
Aの腕の拘束を解いて、ズラした下着もスカートも元通りに戻す。



「……こういう事を、稽古中に隠れて俺にされないようAは気をつけなければな!」

『ぇ、ぇっ……?や、も、もうされて……って、いうか……!こ、こんな所につけないで、くださ……っ!見えちゃう、じゃないですか、!』

「本来なら見えた方が良いんだが!」

『……ぁ、でもギリギリ……隠れる……』

「む、それはしまった、A、今度は見える位置にもう一度」

『やっ、い、いやです……ッ!!』



するとAは急いで隊服のボタンも全て閉め、髪もおろすがそうすると首筋あたりにつけた所有印は全て上手く隠れてしまい。
ほっとするAに、いつもの調子で次は見えるところにと近づこうとすれば、今度は手で首を隠されて睨まれた。



「冗談だ!!」



その反応に、俺は心の中で口角を上げる。
やはり太ももにつけた所有印には気付いていないようだ。
つけている最中は注意を逸らした上に、わざと首筋につけた所有印を隊服と髪で隠せる位置につけたからな。



ほっと安心して気が緩んだAは、余計に気が付かない。



そして『私は真面目に稽古してたのに酷いです煉獄さん!!』と怒ったAはそそくさと稽古場に戻っていったが、



後ろから見れば太ももの所有印は丸分かりで目立つ。
そうして遅れて俺も稽古場に戻ると、隊士達の視線が今度はAの太ももに集中していた。



「どうした?俺のAに何か気になる所でも?」

「え、炎柱様……ッ、!い、いえッ、何も!!」



しかも俺が話しかければ慌てる隊士。
全て俺の計画通り、牽制に成功して俺は満足気に笑った。



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anna(プロフ) - もうこちらは更新はされないのでしょうか…?お気に入りに登録しておくので、気が向いたらぜひお待ちしてます! (7月14日 13時) (レス) id: dc36689536 (このIDを非表示/違反報告)
ソイク(プロフ) - 続き気になります!無理せず更新頑張ってください!陰ながら応援しています (2021年9月27日 0時) (レス) @page27 id: 145d3835ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神崎セルザ@新垢2 | 作成日時:2021年5月23日 18時

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