無神家の妹になった件について【ディアラバ】 (ページ40)

今日:12 hit、昨日:2 hit、合計:133,140 hit

ナイフが37本ページ40

暫く授業を受け、もうお昼？休み。

アヤト君達のために1時間目はサボってしまったけれどこれでも優等生なので他の授業は真面目に受けた。

アニメを見ていた時にも思ったけど、この学校は物凄く広い。

昔から方向音痴の疑いがあった私だが、アヤト君達と別れた後、

なんとか知っている処まで出てこれたので安心した。

昼休み？は皆と屋上に行く約束。

今日は雲一つないので星がよく見えそうで楽しみだ。

迷わず行けるかが心配なところだが、まぁその時はその時でどうにかなるだろう。

...行き当たりバッタリでわるいですか。

まぁそんな私はうろ覚えの脳内地図で屋上へ向かっている。

確か、此処は右に曲がって...うぉっ。ここどこだ。

右に曲がった瞬間此処が何処か分からなくなった。

地図を持ってたはずなのですぐさまポケットから出してそれを見る。

最初からそうすれば良かったと後悔するがもう遅い。

ふむ。多分、今居るところがここで...？

んで、屋上がここで...？

それで、そこまでの道のりは...？

うーむ。そうかそうか。

...わからん。

しまった。私地図読めないんだった。

どうしよう。

そこら辺の人に声をかけるのが一番なのだろうが、まずそこら辺の人が居ない。

ここは進むしかないか。

私は前しか見ない女だからな。((

暫く真っ直ぐ道を進むと遠くの方から声がきこえるようになった。

ここからでもきこえるので結構な大人数なのだろう。

そんなことは兎も角人が居ることが分かったのでペースをあげ、小走りして進む。

声はどんどん鮮明にきこえるようになり、人影もうっすらと見えてきた。

今まで気にもとめてなかったが、周りの教室を見てみると3年生の教室のあたりということがわかった。

好都合である。

ルキ君あたりの教室へ行って合流するのも良いと、あと10メートルくらいに見えてきた教室へ向かう。

すると横目に女子の大軍が目に入る。

おお、声の正体はコイツ等か。

...ん？女子の大軍？まさか。

私は通り過ぎようとしてた大軍に近づく。

うわ、思ったより人数多い。

10～20人数はいるだろこれ。

私はその人達を押しのけ中心に入る。

「あれっ？Aちゃんじゃーん。どうしたの？」