無神家の妹になった件について【ディアラバ】

ナイフが1本 ページ2

サーッと気持ちのよい風が頬を撫でる



私は、急ぎ足で集合場所へ向かう



『めい！！おはよう』

「ん。はよ」



集合場所、電柱に私より早くきたのか


友達のめいがいた



『昨日ね 昨日ね〜！』

「んー？」

『アヤトルート攻略いたしました！！』

「おおー！おめでとー」


めいが頭を撫でてくれる

私とめいは身長差が11センチある

それに見た目がカッコイイ

だから端からみたらカレカノにみえるかも(笑)





『あのねー 明日って休みじゃん？だから私、二人で神社に行きたい！』


するとめいはキョトンという顔をする


「なんで？」

『ふふふ！秘密！』






・・・・・・





[ごめ…熱出た……]

『んーん。気にしないで。お大事にね』


結局めいは体調が優れないので

神社には一人で行くことになった



めいは、辛そうなので、私から電話をきった。




やっぱ一人はさみしーな


15分位歩くとお目当ての

“花咲神社”についた

結構古いけど毎年紅葉がすごくきれいで

去年はめいと見に行ったっけ


そしてお賽銭を入れお願い事


(いつまでもめいと仲良く居られますように)


...ひとりで願っても寂しいだけだなぁ

ま、体調不良だししょうがないよね


おもしろ半分でもうひとつお願い事してみよっ

めいの分ってことで←

30秒ほど悩み、決めた

(二次元に行きたいです)

まーこんなの神様でもむりだよね…

【ふふっ その願い、気に入りました】


え？

誰かの声が聞こえた気がした。

でも、周りには誰も居ない

今日は小鳥が何時もより騒がしいのだ

だから、気のせいだろう。そう思った。




今日は休み。


やりたいことはたっくさんある



だから、家に帰ろうとした。そのとき



足元に大きな穴が開いていた



逃げようとしたがもう遅い


『キャーーーーーー！？』


気がついたら暗闇の中へと落ちていた

そこから私の記憶はない

ナイフが2本→←設定

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す