教授の実験ショー ページ33
syp「でもそれおかしくないですか？1番ビッシリ付いとったゾムさんが翌日元気で、その人らが寝込むとか」
rbr「ゾムが元気なんは今日からやない。昨日の夜、Aさんの部屋を出てきてからや」
sha「え、それ…つまりどういう事なん？」
zm「つまり、俺がAを抱いたからや！」
場の雰囲気が固まる。
抱くは抱くでも抱きしめるであって、営みではない。
訂正しなくては！
『ち、ちがいますよ！決してそういう意味では』
tn「皆まで言わんでも分かってます。ゾムボケ！言い方紛らわしいねん！」
ut「ビックリしたわぁ。でも、ホンマ？」
os「俺が聞いたから間違いないわ」
ut「マンちゃんが聞いたなら絶対やな」
オスマン様にそんなに絶対的信頼があるとは。
何にしろ誤解されてないなら、それで良いけど。
em「そこで私に考えがあります。Aさん、医務室までご同行お願いできますか？」
『分かりました』
gr「俺も浄化とやら、自分の目で見たいぞ」
sha「何すんの？おもろそーやから俺も行く」
グルッペン総統閣下は何をするのか聞いているのか、ワクワクした様子で席を立った。
シャオロン様に続き皆様同様に言われ、結局幹部様全員とで医務室へ移動となる。
医務室では4人の男性兵士が顔色悪く寝ており、エーミール様の指示で、私は彼等から離れた場所で様子を見守る。
em「ご気分はいかがですか？」
兵「はっ、エーミール様！…大丈夫であります」
口では大丈夫と言うものの、顔色からもそれが嘘なのはバレバレだ。
em「これを握ってみてください」
エーミール様が男性兵士に何かを渡す。
手のひらに収まるサイズの為、それが何かまでは分からない。
渡した何かを兵士が持つだけで、特に何をする訳でもなく一同が不思議そうにしている。
それは私も同じで、エーミール様の行動の意味を考えていれば。
男性兵士に異変が現れたのは少ししてだった。
『…え？』
思わず出た声に視線が集まる。
em「何か見えますか？」
『その方の黒いモヤが薄くなっていきます』
em「やっぱりそうですか」
エーミール様の声を聞きつつ、目は男性兵士から動かさない。
目の前で言葉の通り、男性兵士の黒いモヤが薄っすらとしていく。
今まで私自身が当事者だった為、こんな風に他人事として浄化する光景を見る余裕はなかった。
黒いモヤが何かに包まれて薄まり、そこへキレイな青が混ざっていく。
初めて見るその光景は、一言で言うならば「不思議」だった。
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ゆかり(プロフ) - わぁーー、めっちゃ嬉しい！ありがとーございます！書きたい話はまだまだあるので、頑張りますね。 (2021年11月3日 20時) (
レス) id: 22f5afe48d (このIDを非表示/違反報告)
すいみん。(プロフ) - とても面白いです！どストライクにハマる世界観、書き方、夢主の性格...など！めちゃくちゃ好きです。次の更新楽しみにしています。無理せず頑張ってください！ (2021年11月2日 23時) (レス) @page31 id: 89ac922806 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 御三方、コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！頑張る励みになりますね。そして銀狐様、ご指摘ありがとうございました。コソッと直してみました！ (2021年10月25日 12時) (レス) id: 22f5afe48d (このIDを非表示/違反報告)
銀狐(プロフ) - この作品好きです！これからも御体に気を付けながら頑張ってください！あと大食漢ではないでしょうか？ (2021年10月25日 10時) (レス) @page18 id: b88b2ea9fb (このIDを非表示/違反報告)
シー - え、めちゃくちゃ好きです！！応援してます！！ (2021年10月21日 3時) (レス) id: 7d376a875d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆかり | 作成日時：2021年10月15日 6時
