[練紅覇]甘く魅せられ貴方に堕ちる[マギ]

4、出会い〜過去1〜 ページ4

覇「ねぇ、なんでお前そんな所にいるの？」

私が王族だからではないでしょうか。

返事をする気力もない。

体が拒否している。

覇「ねぇ、なんで返事しないの？

出来ないのぉ？」

そうですよ。

したいのは山々なんです。

返事を出来ないことがもどかしい。

覇「ねぇ、本当に大丈夫？」

大丈夫ではありません。

もう、周りのルフがﾀﾋが近いと騒いでおります。

覇「お前、名前は？」

…………

ゆっくり体を持ち上げ、牢 屋の外の青年に近づく。

ここからじゃ、多分、私の声は届かないから…

覇「ちょっ、と。

無理しないでよぉ。」

見ず知らずの私を見て泣きそうになっている青年。

何故？

貴「……む、で………。」

覇「え？」

貴「A•…ムス、タ…シムで…す。」

そう名乗り、私は力尽きて倒れた。

5、身分〜過去2〜→←3、心情

• 金　運: ★☆☆☆☆
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