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目の前に広がる暗闇 。
その先に見える小さな光 。
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「 藤崎さん 、藤崎さんこっち 。」
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誰かが呼んでる ...？
小さな光の方から聞こえる声 。
この声 、井上くんだ 。
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だけど 、声はどんどん離れていく 。
待って 、置いていかないで 。
井上くん 、私を独りにしないで ...
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井上くんの声が小さくなりやがて消えた 。
それと同時に消える小さな光 。
真っ暗な世界に閉じ込められた 。
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井上くん 、置いていかないでよ ...
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駿佑「 ... Aちゃん！」
「 ...... しゅ 、ん ... すけくん 、」
駿佑「 良かった 、目覚めて 。」
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目の前には 、心配そうに私を覗き込む駿佑くんと天井があった 。
駿佑くんに話を聞くと 、屋上から落ちたあと直ぐに病院へ運ばれ丸々3日目を覚まさなかったらしい 。
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駿佑「 ...... なぁ 、」
「 何 ......？」
駿佑「 井上ってやつに 、会いたい ...？」
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私は凄く驚いた 。
だってあれほど荒れ狂ってた駿佑くんからその原因の1部である彼の名前が出てくるなんて 。
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hiiida(プロフ) - みいさん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2020年4月24日 0時) (
レス) id: 47991508d5 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - コメント失礼します。もう既に続き楽しみすぎてやばいです！！笑また日曜日楽しみにしてます！！ (2020年4月23日 14時) (レス) id: 57d452a263 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2020年4月23日 10時
