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それから
約2ヶ月がたった。
キンプリはCDデビューを果たし、テレビや雑誌では引っ張りだこ。
デビュー日には、ラインでおめでとうだけ送り
本人不在の祝デビュー会を３人で行なった。
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私たちはいつも通り、昼は大学へ行き、夕方はサークル、夜はバイト..と淡々にこなしていくだけ。
またキンプリに会いたいな…。と頭に浮かぶのはそれだけ。
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愛莉奈「なーんか、人気すごくない？」
本屋さんで、キンプリが表紙の雑誌を見るたびに、
彼らは遠くなってしまったな..と。
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沙里「ま、でもね。幸せだから
いいよね」
言いながら照れてしまった沙里は、彼女と言う特権を持ってるため余裕の笑みだ。
A「私にも白馬の王子様現れないかな」
愛莉奈「廉がおるやん！」
沙里「カイくんも！」
A「ちょっと！！」
ここは公共の場だよ？もう、誰が聞いてるのか分からないってのに！
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ピロンっ
A「..うわ」
こんな時にラインが来た、、
愛莉奈「れん？」
沙里「カイくん？」
ラインの送り主はれんれんでも海人でもなく、
A「いわちですー！」
そっちか、と口々に言う二人を横目で見ていわちとのトークを開く。
“ 廉の欲しいものね、たこ焼き器だって ”
A「なにそれ(笑)」
もっと、洋服とかアクセサリーとかかと思ってたのに、たこ焼き器？！たこ焼き器でいいの？、
可愛いもんだな..
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作者名：はな | 作成日時：2018年9月21日 22時
