story.124 ページ37
蓮「おい健太。今Aになんかしてなかったか」
健太「んー、心臓の音を確かめてました！」
悪びれもなく笑顔でいう健太。黒い笑みとかじゃなくて、ほんと純粋な。
蓮「お、おまっ……!!」
蓮がもう、言葉を失いわなわな震えている。
怜「A、こういうやつがほんとにいるから。
悪いことしたとか気づかずに、こういうことする奴いるから」
怜は、軽く殺気をはなちながら私のほうによって来る。
あ「あ、うん、でもほら……胸とかは触られてないからいいかなって」
苦笑いを浮かべると、怜に盛大なため息をつかれた。
怜「まったく……あとで、おしえてあげるから」
ぼそぼそとつぶやかれた怜の言葉は、まわりのファミリーのにぎやかな声で聞こえなかった。
あ「ん？なに？」
首をかしげると、「なんでもない」と言われてしまった。
優斗「健太も、かなり手ごわい相手だからな……!!
くそ、油断していた……もうAの胸に触るなんて!!」
あ「さわられてませんからね!?
ほら、もうみんな落ち着こうよ。次乗るんだよ？」
みんなのおかげで少し緊張がほぐれたような……
「お次のお客様はこちらでお待ちくださーい」
係員さんの声で私たちは待機場所みたいなところに移動する。
蓮「あ、A」
ふと、手をつかまれる。
あ「蓮？どうしたの？」
すると、蓮が私の頭に手を伸ばす。
蓮「……ん。髪の毛になんかついてたから」
そういって優しい笑みを浮かべる蓮。
あ「あ、ありがと……」
ああもう、やっぱり心臓はドキドキしっぱなしだ。
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のん - 王様ゲームぜひともまた書いてください!!!おちは同級生か、年下の子がいいです## (2016年5月16日 18時) (
レス) id: d82c7e00f9 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 先輩がいいです！ (2016年2月29日 22時) (レス) id: ce8849c6f1 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた様 - 私は、2がいいかな？私も、みぃさんと一緒で最後に全員のエンドか見たいです!!(´Δ｀)/ (2015年4月19日 14時) (携帯から) (レス) id: a4f004b653 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - みぃは1がいいです！この作品も他の全員のエンドをみたいです！ (2014年12月23日 16時) (レス) id: 59146efa58 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 2がいいです (2014年9月3日 22時) (レス) id: 571433bbb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：憐 | 作成日時：2014年7月23日 14時
