story.98 ページ11
怜「A、そろそろいい？」
あ「ううう……」
どうしてこうなってしまったのか。遡ること数分前。
あ「ば、罰ゲーム？かなーーり楽なものだと助かるなぁ」
そうつぶやく私の声はかなり震えていた。
優斗「よしよしよくやったA！」
蓮「俺は……最後までやりたかったけど」
かなり不機嫌な蓮。私はそれどころじゃないんだよ。
怜「んー、どうしよっかな。
あ、優斗先輩って…」
そういって怜は優斗先輩の耳元でこそこそと何かを話している。嫌な予感しかしない。
優斗「お、それめっちゃいいじゃねえか！
それで決まりな！」
なんだか勝手に決められてしまったようだ。
怜「と、いうことで…
罰ゲームは、コレをAに着てもらいます」
コレ？？
あ「コレって、なに？」
優斗「コレだ!!」
そういう優斗先輩のもとには、メイド服が握られている。
…メイド服？
あ「いやいやいやいや、定番すぎて何も言えないっていうかでも私それ全然似合いませんしというか着たくないですしあー言いたいことがおおすぎて…!!」
優斗「なに？やりたくないならネコ耳もつける？」
ああああこんなところでドS!!
あ「わかりました、やりましょう」
さすがにネコ耳はきつい。ということで…
あ「着れた…けど…ううう……っ」
お披露目タイムです。
あ「というかなんでメイド服持ってるんですか変態なんですか!?
というかなんで勉強しにきてるのにメイド服を…うぁぁぁ…」
だめだ、顔が熱い。
私はしゃがみこみ黙っていたが、しばらくたっても誰も話さない。
え、そんなに似合ってない？言葉も出ないほどに似合ってないの？
ちらっと顔をあげてみると、健太くんと目が合った。
健太「うあっ!?す、すすいません!!」
顔を真っ赤にしながら健太くんもしゃがみこむ。なぜ謝られてしまうのか。
優斗「なあ、怜」
怜「なんですか」
優斗「俺もうダメかもしれない。てか似合いすぎでしょねえ。おかしくない？今にも鼻から赤い液体がふきだしそうなんだけど」
怜「それは、みんな同じですよ」
部屋の片隅で、そんな会話がされているのも耳に入らない私はひたすらこのメイド服という恥ずかしさに耐えているのであった。
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のん - 王様ゲームぜひともまた書いてください!!!おちは同級生か、年下の子がいいです## (2016年5月16日 18時) (
レス) id: d82c7e00f9 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 先輩がいいです！ (2016年2月29日 22時) (レス) id: ce8849c6f1 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた様 - 私は、2がいいかな？私も、みぃさんと一緒で最後に全員のエンドか見たいです!!(´Δ｀)/ (2015年4月19日 14時) (携帯から) (レス) id: a4f004b653 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - みぃは1がいいです！この作品も他の全員のエンドをみたいです！ (2014年12月23日 16時) (レス) id: 59146efa58 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 2がいいです (2014年9月3日 22時) (レス) id: 571433bbb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：憐 | 作成日時：2014年7月23日 14時
